「TOPIXコア30」関連が9位にランクイン、高配当利回りに関心高まる<注目テーマ>

特集
2019年6月13日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 サイバーセキュリティ

3 脱プラスチック

4 人工知能

5 キャッシュレス決済

6 レアアース

7 電線地中化

8 テレワーク

9 TOPIXコア30

10 FPGA

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「TOPIXコア30」関連が9位にランクインしている。

「TOPIX(東証株価指数)コア30」は、ニューインデックスシリーズの一つで、東証1部市場全銘柄のうち、時価総額、流動性で特に上位にある30銘柄で構成された株価指数だ。日本のリーディングカンパニーでもある30社を集めていることから、主力大型株の動向を判断するのに使われる。また、毎年10月に構成銘柄の見直しが実施されるが、昨年は10月31日付で、リクルートホールディングス<6098>と花王<4452>の2銘柄が追加採用となり、日産自動車<7201>とデンソー<6902>の2銘柄が除外された。

30銘柄のうち、ほとんどが日経225種指数の採用銘柄であることから、株価指数先物の変動に大きく左右されやすい面もある。また、各業種の日本を代表する主力銘柄が揃っていることから、海外投資家の有力な投資対象ともなっている。

全体相場は、米中貿易摩擦の深刻化を嫌気して4月下旬以降下落基調となっていたものの、6月4日に日経平均株価が2万289円64銭の安値で底打ちして以降、反転上昇トレンドが鮮明となってきた。コア30銘柄のなかには依然として株価指標面で割安な銘柄も多く、今後の全体相場の戻りに連動して全体の売買代金も増加傾向となれば、出遅れ修正の上昇が期待できそうだ。優良企業である上に、高配当利回りを兼ね備えている銘柄が多いのも特長だ。

例えば、12月期決算で6月中間期の配当権利取りが目前となっているJT<2914>の配当利回り(年間)は6%を超える超高水準となっている。このほかに、5%近い高配当利回り(同)となっている三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3社にも注目。

更に、業績面からは、買収した求人検索エンジンの米インディードが絶好調なうえに4月1日からの「働き方改革関連法」や「改正出入国管理法」の施行で、人材関連のビジネスチャンスがより広がるリクルートホールディングス、オフィスビル需要の順調な拡大に支えられて安定成長が期待される三菱地所<8802>も見逃せない。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.