「インド」が11位にランクイン、人口は27年頃世界一で関心高まる<注目テーマ>

特集
2019年6月21日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インド関連」が11位と順位を上げてきている。

米中貿易摩擦の激化による景気減速不安や消費税増税を控え、東京株式市場はさえない展開となる中、インド株式市場ではSENSEX指数が6月に最高値を更新し堅調に推移している。グローバル投資家が注目するのはインドの政治の安定性、高い経済成長率だ。直近のインドの成長率見通しはすでに中国を上回っており、「アジアの成長を牽引する国は自由民主主義で資本主義経済のインド」との印象を裏付けるように、5月下旬に行われた5年ぶりの総選挙は、与党連合の圧勝に終わった。更に経済成長を支える人口に関しては、6月の国連の最新データによるとインドが27年前後に、中国を抜き人口世界一になる見通しだ。成長のけん引役は個人消費、投資、農業など「内需」によることも注目ポイントとなっている。

こうしたなかで、インド関連銘柄が注目されている。商船三井<9104>は20日、子会社を通じて、インドのガス公社でありガス供給事業最大手のGAIL (ニューデリー)と、LNG船1隻の定期傭船契約を締結したと発表。同社はインドにおいて数多くのプロジェクトをリードしてきた経験と世界最大のLNG船事業会社としての実績が高く評価され、締結に至った。これを受け、この日の同社株は上昇している。

また、インド市場で高い実績を持つ自動車関連銘柄スズキ<7269>やホンダ<7267>、インドのエアコン市場で首位を誇るダイキン工業<6367>のほか、19年にインドに初出店する良品計画<7453>や赤ちゃん超大国のインドで拡販を目指すユニ・チャーム<8113>も見逃せない。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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