「円高メリット」が5位にランクイン、FOMC経て米利下げ観測強まる<注目テーマ>

特集
2019年6月24日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 脱プラスチック

3 全固体電池

4 人工知能

5 円高メリット

6 サイバーセキュリティ

7 仮想通貨

8 インド関連

9 キャッシュレス決済

10 TOPIXコア30

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「円高メリット」が5位にランキングされている。

為替市場で円高が進んでいる。先週末21日には一時、1ドル=107円04銭と1月3日以来、5カ月半ぶりとなるドル安・円高水準をつけた。107円ラインを割り込むと、105円台が視野に入るとの見方も出ている。

18~19日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、年後半の利下げ観測が強まった。年内3回の利下げ予想も増え、金利先物から試算される7月のFOMCで利下げに踏み切る確率は、100%に達している。米国の利下げは日米金利差縮小によりドル安・円高の要因となる。

具体的には、円高は輸入業種にはプラス要素が大きく、王子ホールディングス<3861>や日本製紙<3863>、北越コーポレーション<3865>といった木材チップなどを輸入する紙パ企業は円高メリット株として注目される。また、三井製糖<2109>や日本甜菜製糖<2108>、フィード・ワン<2060>、中部飼料<2053>などの砂糖や飼料関連企業も輸入による円高メリットが期待できる。東京電力ホールディングス<9501>や東京ガス<9531>など電力・ガス株も円高メリット株として注目。JAL<9201>やANAホールディングス<9202>といった空運株も円高に伴う航空燃料の下落で、メリットを享受することが見込める。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.