「産業廃棄物処理」が16位にランク、相次ぐ輸入規制で自国での再利用拡大急務に<注目テーマ>

特集
2019年6月27日 12時19分

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8 円高メリット 

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10 インド関連

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「産業廃棄物処理」が16位となっている。

複数のメディアによると、インドネシアのジョコ大統領は25日、廃プラスチック(廃プラ)の輸入を禁止する方針を明らかにした。背景には、中国が2017年末に廃プラの輸入を制限して以降、代替地となった東南アジア各国の輸入量が急増し問題化していることがあるとみられる。

こうしたなか、アジアの国々では廃プラの輸入・利用規制が厳格化されており、タイとベトナムが18年6月に、マレーシアが18年7月に規制。カンボジアとフィリピンでも一部の品目で禁止・制限されている。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、日本の廃プラ輸出量は16年の152万7000トンから18年には100万8000トンに減少。EUは479万トンから380万5000トンに、米国は194万4000トンから107万4000トンにそれぞれ減少している。これは国内で発生する廃プラが行き場を失いつつある状況を意味しており、国内処理の必要性がより一層高まっている。

廃プラ処理・再資源化を手掛ける企業にとってはビジネス機会の拡大が見込まれ、タケエイ<2151>、アミタホールディングス<2195>、サニックス<4651>、エンビプロ・ホールディングス<5698>、イボキン<5699>、ダイセキ<9793>などに商機。また、タクマ<6013>などのごみ焼却プラントメーカーにも注目したい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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