「MaaS」が6位にランク、相次ぐ実証実験で早期実現に期待感<注目テーマ>

特集
2019年7月11日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G 

2 脱プラスチック 

3 人工知能 

4 半導体 

5 バイオテクノロジー関連 

6 MaaS 

7 キャッシュレス決済 

8 サイバーセキュリティ 

9 フッ素化合物 

10 電子カルテ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「MaaS」が6位となっている。

MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)とは、ITを活用して交通をクラウド化し、出発地から目的地までの移動ニーズに対して最適な移動手段をシームレスに提供するなど、移動を単なる手段としてではなく、利用者にとっての一元的なサービスとして捉える概念。将来の移動に革命をもたらすとされ、トヨタ自動車<7203>をはじめとした自動車メーカーや電車やバスといった交通事業者、IT企業が実現を目指した取り組みを積極的に進めている。

直近では、TIS<3626>が9日に、参画している八重山MaaS事業連携体が11月から行う予定の地域観光型MaaSの実証実験が、国土交通省の「新モビリティサービス推進事業」に選定されたと発表。これは離島船舶やバス、タクシーのシームレスな利用を実現するもので、同社のほか、琉球銀行<8399>やJTB沖縄(沖縄県那覇市)などが参加している。

また、東京急行電鉄<9005>とJR東日本<9020>は5日、4月から6月にかけて伊豆エリアで実施していた実証実験で、専用MaaSアプリケーション「Izuko」のダウンロード数が2万3000件を突破したことを公表。日本ユニシス<8056>は4日、滋賀県大津市及び京阪バス(京都市)と、MaaSの実用化を推進することで合意したことを明らかにし、今秋には同市内でMaaSアプリを用いた実証実験を行う予定だ。

このほかでは、ジョルダン<3710>が6月28日に、福岡県北九州市交通局とMaaSの実現に向けて包括連携協定を締結したと発表。ANAホールディングス<9202>は6月27日、京浜急行電鉄<9006>や神奈川県横須賀市、横浜国立大学と、総合的な移動サービス「Universal MaaS」の産学官共同プロジェクトを開始することを公表している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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