「エボラ出血熱関連」が5位にランクイン、WHOの緊急事態宣言で物色機運<注目テーマ>

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2019年7月19日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「エボラ出血熱関連」が5位にランキングされている。

世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ民主共和国でのエボラ出血熱の発生状況について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当することを宣言した。これを受け、厚生労働省も18日に海外渡航者に対する注意喚起や、コンゴやウガンダ共和国からの入国者に対し、検疫対策の強化を進めることを発表した。これを手掛かり材料にエボラ関連銘柄に投資資金が向かった。18日には赤外線サーモグラフィを手掛ける日本アビオニクス<6946>が一時ストップ高に買われたほか、感染症対策機器の手掛ける日本エアーテック<6291>や感染症防護服を取り扱う専門商社のアゼアス<3161>も大幅高になるなど関連銘柄が物色された。

多くの訪日客が訪れる東京五輪・パラリンピックを控え、これまで以上に検査・治療の体制整備が急がれる一方、近年動物由来の感染症が多く発生していることからワクチン技術を応用した製薬の開発や治療薬を手掛ける関連銘柄にも目が離せない。遺伝子医薬品などの開発を手掛けるアンジェス<4563>のほか、便潜血検査用試薬の国内シェアナンバーワンなど高いシェアの製品群を多く持つ栄研化学<4549>や抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」がエボラ出血熱の治療に使われた実績を持つ富士フイルムホールディングス<4901>などが挙げられる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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