日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反落、アサヒとダイキンの2銘柄で約19円押し下げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり138銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は反落。59.68円安の21407.31円（出来高概算4億2000万株）で前場の取引を終えた。週末の米国市場は米中協議を見極めたいとの思惑やイラン情勢を巡る地政学リスクへの懸念から下落となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21265円だった。米中決算が本格化することも様子見姿勢を強める要因となる中、売り先行で始まった日経平均は寄り付き直後に21317.85円まで下落幅を広げた。しかし、参院選では想定されていたものの、与党の自民、公明両党は改選過半数の63議席を上回ったことで安定政権への評価や為替市場ではやや円安に振れて推移していることもあり、その後は下げ幅を縮めてのこう着が続いている。
値下がり寄与トップはアサヒ<2502>、同2位はダイキン<6367>となり、2銘柄で日経平均を約19円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはアサヒで6.35％安、同2位は東宝<9602>で5.85％安だった。アサヒグループは、豪ビール最大手カールトン＆ユナイテッドブリュワリーズの買収で合意したと発表。これに伴い上限2000億円とする増資も実施すると発表し、将来的な希薄化をマイナス視する動きが先行しているほか、買収価格には割高感があるとの見方も。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はTDK<6762>となり、2銘柄で日経平均を約25円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはIHI<7013>で3.61％高、同2位は千代建<6366>で3.11％高だった。
*11:30現在
日経平均株価 21407.31(-59.68)
値上がり銘柄数 80(寄与度+60.64)
値下がり銘柄数 138(寄与度-120.32)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 5182 91 +20.05
<6762> TDK 8240 130 +4.77
<6098> リクルートHD 3590 37 +4.08
<2801> キッコーマン 5080 110 +4.04
<8035> 東エレク 17150 75 +2.75
<6857> アドバンテ 3275 35 +2.57
<7269> スズキ 4467 67 +2.46
<6976> 太陽誘電 2165 58 +2.13
<6506> 安川電 3600 50 +1.84
<6902> デンソー 4772 48 +1.76
<4324> 電通 3680 45 +1.65
<6305> 日立建 2750 43 +1.58
<5332> TOTO 4340 70 +1.29
<4507> 塩野義 6255 24 +0.88
<6301> コマツ 2484 23 +0.84
<6770> アルプスアル 1842 16 +0.59
<4506> 大日住薬 1945 16 +0.59
<7735> スクリン 5570 50 +0.37
<6103> オークマ 5870 50 +0.37
<6366> 千代建 332 10 +0.37
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<2502> アサヒ 4718 -320 -11.75
<6367> ダイキン 13930 -205 -7.53
<8028> ユニファミマ 2494 -48 -7.05
<4911> 資生堂 7968 -159 -5.84
<4543> テルモ 3115 -35 -5.14
<9983> ファーストリテ 68300 -140 -5.14
<4568> 第一三共 6330 -126 -4.63
<9735> セコム 8686 -108 -3.97
<4901> 富士フイルム 5331 -98 -3.60
<4523> エーザイ 5880 -90 -3.30
<7733> オリンパス 1182 -22 -3.23
<9613> NTTデータ 1423 -17 -3.12
<4503> アステラス薬 1547 -15.5 -2.85
<6988> 日東電 5129 -69 -2.53
<7951> ヤマハ 5150 -60 -2.20
<9433> KDDI 2887.5 -8.5 -1.87
<3382> 7&iHD 3684 -51 -1.87
<4452> 花王 8209 -49 -1.80
<7267> ホンダ 2784 -24 -1.76
<2282> 日本ハム 4355 -90 -1.65
《CN》
提供：フィスコ