話題株ピックアップ【夕刊】(1):コロプラ、ユニゾHD、大塚HD

注目
2019年9月30日 15時15分

■コロプラ <3668>  1,783円  +300 円 (+20.2%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位

コロプラ<3668>がストップ高。前週末はストップ高目前の288円高は1483円まで買われる人気をみせていたが、きょうも短期資金の攻勢が続く人気となった。同社はスマートフォン向けゲームアプリを手掛け、位置情報ゲームを強みとしている。そのなか、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>と共同展開する「ドラクエウォーク」がセールスランキングトップを続けるなど大ヒットしており、これが投機資金の流入を促した。

■北國銀行 <8363>  2,801円  +194 円 (+7.4%)  本日終値  東証1部 上昇率8位

27日、北國銀行 <8363> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.45%にあたる100万株(金額で32億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10月1日から20年2月28日まで。

■ユニゾホールディングス <3258>  4,815円  +305 円 (+6.8%)  本日終値  東証1部 上昇率10位

27日に発表した「フォートレスによるTOB賛同を撤回」が買い材料。

フォートレス・グループによるTOBの賛同意見を撤回し、意見を保留する。また、第三者による1株5000円の買収提案があったことを明らかにした。これには応諾しないことを決定している。

■エムスリー <2413>  2,602円  +124 円 (+5.0%)  本日終値

エムスリー<2413>と東京ドーム<9681>の値動きが注目された。今月4日に、日経平均株価の定期入れ替えが発表され、エムスリーが採用され、東京ドームが除外されることが明らかにされた。両銘柄には、この日の引けにかけ日経平均の入れ替えに伴うリバランスの売買が見込まれていた。

■セントラルスポーツ <4801>  3,155円  +75 円 (+2.4%)  本日終値

27日、セントラルスポーツ <4801> が発行済み株式数(自社株を除く)の0.89%にあたる10万株(金額で3億5000万円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は9月30日から10月31日まで。

■デクセリアルズ <4980>  800円  +13 円 (+1.7%)  本日終値

デクセリアルズ<4980>が反発。11時15分頃、同社開発の防曇防汚ソリューション「キレイア」が、オムロン<6645>が10月1日より世界で順次発売する反射形光電センサー「E3ASシリーズ」に採用されたと発表。「キレイア」は当初、鏡の最表面を加工することで汚れのとれやすさと曇りにくさを向上させるソリューションとして上市したが、防曇防汚技術へのニーズは車載部品や医療用材料などでも高まっており、同社はさまざまな分野の顧客に対し同技術を組み合わせた付加価値を提案してきた。今回の採用は、生産現場の自動化に必要な光電センサー検出面の樹脂板の表面に防曇防汚コーティングを施すことで、検出面への水滴や油、粉塵の付着、曇りを防ぎ、生産現場での誤検出頻度の削減に貢献するものとして評価されたもの。更なる成長を目指して同社では、エレクトロニクス領域にとどまらずに他領域への要素技術の応用・展開を進めており、防曇防汚技術についても同技術を組み合わせた高付加価値製品の提案により事業拡大を図るとしている。

■エイチ・アイ・エス <9603>  2,683円  +23 円 (+0.9%)  本日終値

エイチ・アイ・エス<9603>は7日ぶりに反発。27日取引終了後、19年10月期最終利益を従来の96億円から113億円(前期比2.1%増)に上方修正したと発表。同社は8月から9月の間、ユニゾホールディングス<3258>の普通株式を売却したことで得た29億円を特別利益として計上したと見られる。

■ゴールドウイン <8111>  9,260円  +60 円 (+0.7%)  本日終値

ゴールドウイン<8111>が年初来高値を更新した。ラグビーW杯で、日本代表が28日のアイルランド戦において19―12で破るという大金星をあげたことが買いを呼び込んでいる。戦前は厳しいと思われた8強進出も、もはや夢ではない状況だ。ゴールドウインは、同社子会社のカンタベリーオブニュージーランドジャパンが、日本代表チームのジャージを提供しているほかレプリカジャージも販売。日本代表の躍進で、このレプリカジャージの売れ行きが想定以上と多くのメディアで伝わっており、これも株価を後押ししたようだ。次は10月5日の対サモア戦。悲願の8強進出に向けて、絶対に負けられない試合が待っており、注目度が更にヒートアップしそうだ。

■大塚ホールディングス <4578>  4,040円  -637 円 (-13.6%)  本日終値  東証1部 下落率トップ

27日に発表した「アルツハイマー治験で有意な改善なし」が売り材料。

アルツハイマー型認知症に伴う行動障害を対象とした2本目の「AVP-786」のフェーズ3試験結果速報を発表。主要評価項目、主要な副次的評価項目ともに、統計学的に有意な改善は見られなかった。

■関西電力 <9503>  1,208.5円  -105.5 円 (-8.0%)  本日終値  東証1部 下落率7位

関西電力<9503>が大幅3日続落。株価は前週末に比べ8%下落。同社の役員らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題を引き続き嫌気する売りが膨らんでいる。同社の筆頭株主である大阪市の松井一郎市長は株主代表訴訟も選択肢と述べていることも嫌気されている。

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