「復興関連」が7位、相次ぐ自然災害で建設関連に資金向かう<注目テーマ>

特集
2019年10月15日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 台風対策

2 水害対策

3 防災

4 電線地中化

5 5G

6 リチウムイオン電池

7 復興関連

8 国土強靱化

9 土木

10 人工知能

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「復興関連」が7位にランキングされている。

台風19号による甚大な被害が明らかとなっている。テーマランキングでも建設土木セクターに絡むものが過半を占めていることからも、マーケットも極めて関心が高いことがうかがわれる。安倍首相は15日午前、首相官邸で行われた非常災害対策本部会議で、台風19号による被害対応のため19年度の予備費投入に加え、補正予算編成で対策費を盛り込む意向を示している。また、黒田日銀総裁も同日午前の支店長会議の挨拶で台風19号に言及、災害の実体経済への影響を把握し、金融機能の維持と資金決済の円滑確保に努めると発言したことが伝わっている。

こうしたなか、建設会社やコンサルタント会社、建設資材関連を含め、建設関連セクター全般は「復興を担う企業群」として、投資資金が流入している。

大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>などの大手ゼネコンをはじめ、長野県最大手の建設会社北野建設<1866>やPC工事に強いピーエス三菱<1871>、基礎工事大手の日本基礎技術<1914>などが買われた。NIPPO<1881>や日本道路<1884>などの道路株、五洋建設<1893>、東洋建設<1890>などの浚渫関連にも資金が向かっている。また、コンクリート2次製品を手掛ける日本コンクリート工業<5269>、ジオスター<5282>なども高い。更に電線地中化で象徴株的な人気となっているイトーヨーギョー<5287>も買い直される展開。光ファイバーを製造する古河電気工業<5801>やフジクラ<5803>など電線株も上昇している。

出所:MINKABU PRESS

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