東京株式(前引け)=前日比16円高と小幅続伸、不透明感強く様子見ムード

市況
2019年11月28日 11時45分

28日前引けの日経平均株価は前日比16円19銭高の2万3453円96銭と小幅高。前場の東証1部の売買高概算は4億7502万株、売買代金概算は7823億1800万円。値上がり銘柄数は691、値下がり銘柄数は1345、変わらずは114銘柄だった。

日経平均株価は前日終値近辺での一進一退。NYダウが4日続伸し最高値を更新したことが好感され、朝方の日経平均は小幅に上昇して取引を開始した。しかし、この日の日本時間早朝にトランプ米大統領が「香港基本人権法」に署名し同法が成立した。中国の反発で米中通商協議への影響も懸念されるなか、日経平均は一時前日比70円安に下落する場面があった。ただ、下値には買いが入り売り一巡後は値を戻した。上海総合指数や香港・ハンセン指数は小幅安で推移しており、不透明感は強く様子見気分が膨らんでいる。

個別では、任天堂<7974>や日立製作所<6501>が高く、半導体事業から撤退の報道を受けパナソニック<6752>が値を上げた。太陽誘電<6976>や昭和電工<4004>が高く、そーせいグループ<4565>やカイオム・バイオサイエンス<4583>といったバイオ株が買われた。

半面、ソニー<6758>やホンダ<7267>、キーエンス<6861>が安く、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。コマツ<6301>や安川電機<6506>など中国関連株は軟調。ワークマン<7564>やオープンハウス<3288>も安い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.