10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR「お宝候補」18社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2019年12月6日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では589社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、手数料を気にせずに売買が可能となっている。

最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期の経常利益が3期以上連続で増加を見込み、かつ理論上の解散価値であるPBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る割安感の強い銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期の経常利益が3期以上連続で増加を見込む、(4)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」18社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは6日現在)

なお、8日(日)16時に「10万円以下で買える、3期連続増益&低PBR『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌経常利益┐   増益  実績

コード 銘柄        金額 増益率  今期 連続期数  PBR

<9479> インプレス    19500  54.6   450    3  0.81

<9067> 丸運       28500  11.7  1600    3  0.37

<9306> 東陽倉      33500   5.5  1600    7  0.65

<5288> アジアパイル   59700   5.2  5100    4  0.68

<8070> 東京産      60600  16.6  3000    3  0.67

<2734> サーラ      63000   6.9  6000    3  0.68

<2418> ツカダGHD   63300   5.8  5560    3  0.82

<5957> 日東精      65500   1.0  3250    4  0.93

<4215> タキロンCI   67200   2.2  9400    5  0.89

<8593> 三菱Uリース   70900   7.3  94000    3  0.84

<2286> 林兼       74400   2.0  1300    5  0.89

<3289> 東急不HD    75200   0.4  71000    8  0.94

<9837> モリト      78700   6.1  1900    3  0.67

<5702> 大紀ア      79700   9.3  7790    7  0.90

<4097> 高圧ガス     80100   7.3  6200    3  0.76

<3153> 八洲電機     89100   3.1  2600    3  0.99

<1879> 新日本建     97300   1.1  14700    8  0.84

<6247> 日阪製      99000   0.6  2350    3  0.55

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

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