「ドローン」が4位、政府支援により普及加速の第1ステージへ<注目テーマ>

特集
2020年1月14日 12時22分

★人気テーマ・ベスト10

1 5G

2 MaaS

3 人工知能

4 ドローン

5 量子コンピューター

6 半導体

7 全固体電池

8 国土強靱化

9 ソーシャルゲーム

10 サイバーセキュリティ

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン 」が4位にランクインしている。

ドローン は人間による遠隔操作やプログラミングされたコンピューター制御で飛行する無人の小型航空機として世界的に普及が進んでいる。高精度のカメラを搭載し、人が立ち入ることができないエリアの点検・測量、あるいは捜索や警備などを行うことができるが、一方で法制面や安全保障上の問題など越えるべきハードルも多い。きょうは複数のメディアを通じ、ドローンについて国内企業がサイバー攻撃に強い機体を開発したり、導入したりすることを政府が支援する計画にあることが伝わり、関連銘柄の株価を刺激している。

現在、国内で使われているドローンは中国が生産しているものが中心であり、国策として国内メーカーの育成を図る方針。また、産業用ドローンの活用を広げるため、22年度までに規制緩和にも取り組んでいく構えだ。こうした政府の動きを背景に日本でも普及加速に向けた思惑が強まり、ドローン関連株に対するテーマ買いの流れも折に触れ顕在化するケースが多くなりそうだ。

きょうは理経<8226>が一時24%高と値を飛ばしたほか、ドーン<2303>、イメージ ワン<2667>、菊池製作所<3444>、ビーマップ<4316>、自律制御システム研究所<6232>、パスコ<9232>などが関連株として上値を追っている。

出所:MINKABU PRESS

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