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「マイナンバー」が17位にランク、10万円の現金給付のオンライン申請に絡み最脚光<注目テーマ>

特集
2020年4月22日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1 テレワーク

2 コロナウイルス

3 石油

4 遠隔医療

5 5G

6 マスク

7 食品スーパー

8 人工知能

9 原油安メリット

10 巣ごもり

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「マイナンバー」が17位にランクされている。

マイナンバーとは、周知のように住民票を持つ全ての国民一人ひとりに与えられた12ケタの個人番号。15年10月から順次個人への通知が行われ、16年1月から、制度の運用がスタートした。株式市場では、制度スタートに伴い関連銘柄への注目が集まったものの、最近では関心が一巡していたが、総務省が20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた10万円の現金給付の申請手続きを発表し、オンライン申請の際には、マイナンバーの専用サイト「マイナポータル」を活用し、マイナンバーカードを持つ人を対象とするとしたことで、再び関心が高まっている。

申請の際に必要となるマイナンバーカードは、個人番号を証明する書類や本人確認の際の身分証明書として利用が可能で、さまざまな行政サービスを受けることができるカード。ただ、カードの申請・受け取りに手間がかかるうえ、その割に保有のメリットが小さいことなどから普及が進んでおらず、20年3月時点の全国の普及率は15.5%にとどまっていた。

ただ、マイナンバーカードの保有者にポイント(マイナポイント)を付与する新制度のスタートが既に決定していることに加えて、今回の現金給付のオンライン申請が追い風となり、普及が進むと期待されている。普及拡大により、マイナンバーカードの保管や手続きの効率化、マイナポイント対応の決済システムなどに関するビジネスチャンスが今後発生するとみられ、関連銘柄には改めて注目されそうだ。

この日は、全般相場の軟調もあって関連銘柄には目立った動きは少ないものの、AGS<3648>やエンカレッジ・テクノロジ<3682>、オービックビジネスコンサルタント<4733>、大塚商会<4768>、TKC<9746>などが堅調に推移している。

出所:MINKABU PRESS

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