ＪＡＬは小動き、２０年３月期業績を下方修正も反応薄
ＪＡＬ<9201>は小動き。２２日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について下方修正を発表した。売上高を１兆４８６０億円から１兆４１１０億円（前の期比５．１％減）へ、営業利益を１４００億円から１０００億円（同４３．２％減）へ、純利益を９３０億円から５３０億円（同６４．９％減）としたが、下方修正は織り込み済みであり、すでに今年に入ってから大きく売り込まれていただけに反応薄。
新型コロナウイルス感染症が国内外に拡大したことにより、世界各国の入国制限や検疫強化、また国内では政府によるイベント自粛要請や大型テーマパークの休園、首都圏での外出自粛要請などがあり、２月以降の国際線・国内線の旅客需要が急激に落ち込んだ。