クロスキャット急動意、マイナンバー活用に政府本腰で商機
クロスキャット<2307>が急動意、一時10%を超える上昇で1170円台まで値を飛ばした。4月中旬にマドを開けて急騰後、900円台後半から1100円のゾーンで1カ月半以上にわたりもみ合っていたが、目先ボックス上限をブレークし大勢2段上げの様相をみせている。銀行・保険など金融機関やクレジット会社向けで大規模案件を獲得、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資ニーズを捉えている。また、政府が改めて積極推進を図るマイナンバー活用でも商機が大きい。AIやビッグデータを活用した「スーパーシティ」構想を主眼とする改正国家戦略特区法が5月27日に成立、自動運転やキャッシュレス決済、ドローン配送などを骨子とした最先端都市構想は同社にもビジネスチャンスをもたらす。