東京金見通し:堅調ながらも、利益確定売りで上値は重いか

市況
2020年7月14日 7時50分

TOCOM金 21年6月限・夜間取引終値:6226円(前日日中取引終値↑12円)

・想定レンジ:上限6270円-下限6180円

14日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年6月限)は上昇しそうだ。前日の米国株式市場で、米カリフォルニア州が再び感染抑制策を発表したことなどを受け、ダウ平均は取引終了にかけて伸び悩んだ。日本でも飲食店に対し営業自粛要請などの措置が実施されるとの懸念もあり、新型コロナ感染拡大への警戒感は一段と強くなっている。安全資産とされる金の需要は引き続き強く、金先物は堅調に推移する可能性が高い。ただ、金先物価格は最高値水準にあり、利益確定売りも出やすい。ナイトセッションでは取引終了にかけて伸び悩んでおり、今日の金先物はやや上値の重い展開となりそうだ。

《YN》

提供:フィスコ

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