マザーズ指数は大幅に4日続落、個人の物色シフトとリスク回避の売り/マザーズ市況

市況
2020年7月29日 16時30分

本日のマザーズ市場は、終日売りに押され軟調な展開だった。前日から見られたとおり、決算発表が本格化するとともに東証1部銘柄の値動きが大きくなり、個人投資家の物色も東証1部銘柄に向かいがちとなった。また、日経平均の軟化とともにリスク回避目的の売りが出た。小型株を中心に大きく値を上げる銘柄も見られたが、マザーズ指数を押し上げるには力不足だった。なお、マザーズ指数は大幅に4日続落、終値では2%を超える下落となり、今月2日以来の安値水準だった。売買代金は概算で1468.50億円。騰落数は、値上がり46銘柄、値下がり274銘柄、変わらず3銘柄となった。

個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>、フリー<4478>、弁護士コム<6027>や売買代金上位のBASE<4477>、マクアケ<4479>が軟調。バイオ関連のリボミック<4591>や直近上場のフィーチャ<4052>は戻り待ちの売りがかさみ、下落率上位に顔を出した。一方、時価総額上位ではJMDC<4483>やアンジェス<4563>が上昇。新作ゲームの動向が注目されるAiming<3911>は売買代金トップで大幅反発し、直近上場のコパ<7689>やGMO-FG<4051>も上げが目立った。また、新サービス開始を発表したブランジスタ<6176>はストップ高水準で取引を終えた。

《HK》

提供:フィスコ

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