東京株式(前引け)=続落、米株連日の波乱も下値抵抗力発揮

市況
2020年9月7日 11時50分

7日前引けの日経平均株価は前週末比78円51銭安の2万3126円92銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億3198万株、売買代金概算は9398億7000万円。値上がり銘柄数は1266、対して値下がり銘柄数は824、変わらずは81銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は売り優勢の展開ながら下値抵抗力も発揮した。前週末の米国株市場では主要株指数が下げ止まらず、NYダウは一時600ドル以上下げたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は580ポイントあまりの暴落となる局面もあった。このリスクオフの流れが東京市場にも波及したが、日経平均は朝方に120円程度下落した後は下げ渋る動きをみせた。一時は前週末比プラス圏に浮上する場面もあったが、そこは戻り売りで上値を押さえられ再びマイナス圏に沈んだ。ただ、値上がり銘柄数は値下がりを大きく上回っている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が断トツの売買代金をこなし急落。任天堂<7974>が軟調、東京エレクトロン<8035>などの下げも目立つ。トヨタ自動車<7203>も冴えない。アイル<3854>が値下がり率トップに売られ、ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>なども大きく値を下げた。半面、ファナック<6954>が活況高となり、ラクーンホールディングス<3031>も高い。SBIホールディングス<8473>が上値追い、スズキ<7269>も堅調だった。ダントーホールディングス<5337>がストップ高に買われ、福島銀行<8562>も上げ足も際立つ。クロスキャット<2307>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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