アコム続伸、未定としていた21年3月期業績は18%営業増益で2円増配を見込む

材料
2020年10月26日 10時00分

アコム<8572>が続伸。前週末23日の取引終了後、未定としていた21年3月期連結業績予想について、営業収益2630億円(前期比5.9%減)、営業利益895億円(同18.3%増)、純利益703億円(同18.0%増)と2ケタの営業増益を見込んでいると発表しており、これが好感されている。

営業収益は、海外で業容の大部分を占めるタイにおいて、外出禁止令や都市のロックダウンの影響などによる資金需要の低下や、円高バーツ安の為替影響などが響き減収となる見通し。ただ国内で、景気が足もとで一部持ち直しの動きが見られ、期末に向けて資金需要の減少率が鈍化し回復基調に向かう見通しであることや、業容の減少などで金融費用や貸し倒れ関連費用などが減少すると想定していることが利益を押し上げる見込み。

なお、同じく未定としていた配当予想について、中間・期末配当を各3円の年6円を予定しており、前期実績に対しては2円の増配となる予定だ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.