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「サイバーセキュリティ」が12位にランクイン、ウィズコロナで存在感増す<注目テーマ>

特集
2020年12月25日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 水素

2 全固体電池

3 2020年のIPO

4 電気自動車関連

5 再生可能エネルギー

6 デジタルトランスフォーメーション

7 洋上風力発電

8 ワイヤレス充電

9 人工知能

10 半導体

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が12位にランクインしている。

12月に入り、米政府機関などを対象とした大規模なサイバー攻撃が発覚したことを受けて、改めてテーマ「サイバーセキュリティ」への関心が高まっている。今回明らかになったサイバー攻撃は、米政府機関だけではなく、米半導体大手のインテルや通信機器大手のシスコシステムズなど、20以上の企業や大学などが対象となっていたとされる。米政府はロシアによる攻撃と断定しており、米ロ対立の新たな火種になる可能性もあることから、市場の関心も引き続き高いままで推移しそうだ。

こうした動き以外にも、サイバーセキュリティは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、注目度が増しているテーマといえる。いまや一般的になりつつある「テレワーク」だが、社内LANを外部から使う際に利用するVPNにサイバー攻撃が仕掛けられ、パスワード流出などの被害があったことが伝わっている。働き方改革やウィズコロナの社会において、サイバーセキュリティは欠かせないサービスであり、この点からも息の長いテーマといえる。

この日の関連銘柄では、好決算を発表したYE DIGITAL<2354>が買われているほか、多言語映像通訳サービス「みえる通訳」がNTT東日本で取り扱い開始となったと発表したテリロジー<3356>が急伸。デジタルアーツ<2326>、テクマトリックス<3762>などもしっかり。

出所:MINKABU PRESS

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