ファストリは下値模索続き連日の年初来安値、先物絡みの売りと中国リスクが重荷に

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2021年8月3日 10時34分

ファーストリテイリング<9983>は3日続落と下値模索が続き、連日の年初来安値更新となった。日経平均への指数寄与度が最も大きい値がさ株だが、ここ最近は全体軟調な地合いを助長するケースが目立つ。きょうも先物主導で日経平均が不安定な動きとなるなか、同社株は先物絡みの裁定売りに加え、中国の新疆ウイグル自治区における人権問題を巡る思惑が、同社株を保有する機関投資家の実需売りの背景となっている。株価は今年3月2日に11万500円の上場来高値を形成したが、その後は崩れ足となり、直近は高値から34%の大幅な調整を入れている。PERは45倍台と依然として割高水準にあることで、押し目に買い向かう動きも限定的となっている。

出所:MINKABU PRESS

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