【今週読まれた記事】31年ぶり高値で加速する“脱炭素”の大変革
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は9月11日から17日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
日経平均株価は4週続伸。14日終値は3万0670円と、1990年8月以来31年ぶりの高値更新となりました。9月以降、明らかに流れが変わったのがチャートからも見て取れます。<相場観特集>で見通しを伺った雨宮総研代表の雨宮京子氏は、菅首相の退陣表明は「契機に過ぎなかった」と解説しています。「新型コロナウイルスの国内感染もピークを越え、ワクチンの普及が急速に進んだことで、海外投資家も日本株の水準訂正余地に着目して本格的な買いを入れている」と、海外勢の資金流入が活発化していることを指摘。「基本的に下押す場面では押し目買いが有効な投資作戦」と述べ、多くのアクセスを獲得して今週のアクセスランキング上位入りとなりました。
人気相場コラム「【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─出遅れマザーズの政策関連銘柄に注目」の村瀬氏も「先進国の中で日本株の比率を相対的に低めに設定していた海外投資家が、急速に比率を引き上げた」と述べています。その上でここからの戦略を「急ピッチの上昇に対する過熱が警戒されるなか、物色は次第に出遅れている銘柄の修正リバウンドを狙うスタンスへとシフトしやすいだろう」と指摘しています。
相場コラムは今週も大人気となり、すべての記事がランキング入りする結果となりました。相場観特集は雨宮氏のほか、第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミストの藤代宏一氏に今後の方向性についてお聞きしました。
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─河野政権誕生を買い始めた株式市場
【杉村富生の短期相場観測】 ─9月中旬に転機を迎える日米両市場!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「次は年初来高値を奪回へ」
藤代宏一氏【様変わりの日経平均、ここからの見通しと戦略】(1) <相場観特集>
雨宮京子氏【様変わりの日経平均、ここからの見通しと戦略】(2) <相場観特集>
米バイデン政権が2兆ドル規模の投資計画を発表したことで、世界中で取り組みが加速している“脱炭素”。化石燃料に依存した現在の社会に、まさに“革命”と言ってよい大変革が訪れようとしています。市場でも「電気自動車(EV)」や「再生可能エネルギー」など脱炭素に関連する各テーマが花盛りとなっており、全般上昇相場のなか巨大な資金が次なる投資先を探しています。「“脱炭素”の号砲鳴り響く!『水素&アンモニア』最強の6銘柄 <株探トップ特集>」は、燃焼時に二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーの最有力候補として注目される「水素」と「アンモニア」の関連銘柄から、株価変貌の可能性が高い有望株をそれぞれ3銘柄ずつ精選。今週のアクセスランキング首位を獲得しました。
投資テーマ関連ではそのほか、経済活動正常化への切り札となる可能性もある「新型コロナウイルス治療薬」の現状をリポートし、有力関連銘柄を紹介した「新型コロナ克服へ急展開、注目必至の『コロナ薬』関連株を先取り <株探トップ特集>」があと一歩でトップ10入りの人気に。また、以下の記事もランキング上位入りとなりました。
「新型コロナ対策」次のステージへ、感染減少も再拡大警戒し関連銘柄・総点検 <株探トップ特集>
植物由来「CNF」に絶好のチャンス、脱炭素ニーズを捉え市場拡大へ <株探トップ特集>
コロナ禍でリフォームに活気、住宅設備機器関連の躍進銘柄を追え! <株探トップ特集>
「アンモニア」が3位にランクイン、カーボンニュートラルで脚光<注目テーマ>
「パワー半導体」が18位、個別材料相次ぎテーマ人気再燃<注目テーマ>
ランキング2位は<成長株特集>から、“通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性が高い”銘柄をリストアップした「上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>」。先週配信した〔第1弾〕は今週も多くのアクセスを獲得しトップ10入りとなりました。
上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
上方修正“先回り”、22年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>
また、決算集中期間中に配信し大好評を博した「利益成長“青天井"銘柄リスト」の“総集編”「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 37社選出 <成長株特集>」が週半ばの配信にも関わらず上位入り。経常利益が四半期実績、通期計画ともに“過去最高”の企業をセレクトしました。待望の〔第2弾〕は20日(月)19時30分の配信予定。お見逃しなく。
<割安株特集>では、今から買って9月の配当がもらえる銘柄の利回りランキング「9月配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 『東証1部』編 <割安株特集>」がトップ10入り。「2部・新興編」も上位ランキング入りしています。定番人気の「10万円以下で買える」も上位入り。銘柄選択の参考になさってください。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 9月15日版
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 27社【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、大幅増益&低PER 22社【2部・新興】編 <割安株特集>
株探プレミアム専用コラムは今週2記事を配信。1記事目はファイナンシャルプランナーの清水香氏による「それって常識? 人生100年マネーの作り方」第35回となる「ワクチンの副反応で補償は、無症状で欠勤したら~コロナ関連で受け取れるお金 その1」。今回はコロナ関連の出費などをテーマに、予期せぬ家計へのダメージを立て直す“補償制度”や家計の支援策を紹介。新型コロナウイルスに感染してしまった場合、心配なのは働けずに収入がストップしてしまうこと。記事では会社員が受け取れる傷病手当のほか、ワクチン接種での健康被害を補償する“健康被害救済制度”などを解説しています。この記事を読んで、“もしもの場合”に今から備えておきましょう。
2記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」の新作、兼業投資家の“ごろんちゃん(ハンドルネーム)”さんの最終回となる「信用で資産の4分の1を溶かして学んだ『勝って兜の緒を締めよ』」。コロナ禍で資産を2倍に膨らませることができたごろんさんですが、一方で連勝続きが仇となってリスク管理がおろそかになり、信用取引で資産を大きく減らしてしまった経験もあります。最終回はそんなごろんさんが大ヤラレから学んだ教訓や、信用取引を活用する上で必須の知識について紹介します。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。
また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方は無料体験をぜひお試しください。無料体験期間中は、新しくリリースされた「株探 米国版」の機能もフルで利用可能となります。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
引け後の情報をまとめた株探の看板記事、「本日の【サプライズ決算】速報」「明日の好悪材料」は今週も全記事がランクイン。材料を一つひとつ確認する手間が省けるとても便利な記事です。ぜひご活用ください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (9月10日発表分)
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