「TOPIXコア30」が10位、主力大型株優位の展開に<注目テーマ>
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10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「TOPIXコア30」が10位となっている。
全体軟調地合いが続くなかも大型株が相対的に強いパフォーマンスを示している。主力大型株の動向を映すTOPIXコア30の年初来の上昇率は前週末時点で約14.8%となっており、日経平均株価の約4%、TOPIXの約10%を上回っている。
ここ新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の世界的な感染拡大をはじめ、欧米中銀による金融政策正常化の加速に伴う過剰流動性相場の変調など、相場環境には不安感が漂いはじめている。こうしたなか、業績に安定感のある大型株への関心が高まっており、東証1部銘柄のなかで時価総額、流動性が特に高い30銘柄で構成されるTOPIXコア30への注目度上昇につながっているようだ。
採用銘柄では、きょうは任天堂<7974>、アステラス製薬<4503>、花王<4452>などが堅調。一方、下落率上位にはダイキン工業<6367>、ホンダ<7267>、東京エレクトロン<8035>のほか、HOYA<7741>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、ファナック<6954>などが入っている。