「選挙関連」が13位にランク、あす参院選の公示で政局相場への思惑も<注目テーマ>
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10 水素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「選挙関連」が13位となっている。
参院選はあす22日に公示され、7月10日に投開票となる。参院選が近づくとともに、市場には政局相場に向けた思惑も浮上している。
今回の参院選では、与党が過半数となる56議席以上を獲得することができるかが焦点だ。特に、防衛力の強化や物価高対策などが、選挙の争点となるとみられている。岸田政権の支持率は高い水準にあるものの、物価上昇などを背景に足もとではやや低下している。過去の国政選挙では「与党の勝利は選挙前後の株高につながった」(市場関係者)とも言われるだけに、参院選の結果は今後の相場に影響を与える可能性がある。
選挙の関連銘柄では、選挙関連機器のトップ企業で投票用紙読み取り分類機などを手掛けるムサシ<7521>、投票用紙自動交付機などを製造・販売しているグローリー<6457>、ダイレクトメールや選挙用通知封筒などを手掛けるイムラ封筒<3955>など。
選挙の世論調査や出口調査に絡むトランス・コスモス<9715>やりらいあコミュニケーションズ<4708>、パソナグループ<2168>など。更にグループ企業が政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営しているパイプドHD<3919>などが注目される。