10万円以下で買える、増収増益&低PBR 26社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では800社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額120億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは22日現在)
22日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<6319> シンニッタン 22300 7.3 18500 16.3 800 0.36
<7908> KIMOTO 22300 6.3 13000 28.8 1050 0.56
<1514> 住石HD 22800 107 25700 1.9 2400 0.82
<8844> コスモスイニ 44000 16.4 125000 22.6 3200 0.41
<8508> Jトラスト 47800 68.5 71300 18.7 7000 0.54
<6023> ダイハツデ 48000 12.8 65000 7.7 2700 0.35
<8118> キング 50200 2.7 8270 4.7 760 0.39
<6994> 指月電 53100 5.6 25200 10.0 1500 0.71
<7315> IJTT 53900 7.4 155000 17.7 5000 0.32
<9845> パーカー 55800 8.0 54000 14.2 3500 0.42
<8596> 九州リース 57400 4.9 31000 6.1 3500 0.39
<7871> フクビ 60000 4.8 38500 0.9 1640 0.38
<8289> オリンピック 60300 6.2 105000 37.8 2500 0.52
<8772> アサックス 61200 1.7 5745 2.4 3958 0.49
<6489> 前沢工業 62900 6.1 32800 4.3 3300 0.52
<6629> Tホライゾン 64500 15.9 40000 46.1 1300 0.90
<2009> 鳥越粉 65400 11.5 25300 5.4 1260 0.48
<5951> ダイニチ工業 66100 0.5 21200 3.7 1600 0.43
<9233> アジア航 79000 1.5 33000 0.7 2580 0.75
<9368> キムラユニテ 80900 5.1 60000 3.5 3800 0.60
<6357> 三精テクノロ 83600 17.7 40500 6.4 2000 0.47
<3951> 朝日印刷 85000 4.4 40500 1.1 2550 0.59
<5909> コロナ 85300 5.2 82700 33.9 1600 0.34
<2812> 焼津水化 92900 3.1 12500 12.0 730 0.56
<5388> クニミネ 94000 14.0 17400 4.5 2000 0.59
<8131> ミツウロコG 95400 12.0 280000 60.7 4700 0.66
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース