<動意株・17日>(前引け)=アイリック、ドリコム、MHT

材料
2022年8月17日 11時36分

アイリックコーポレーション<7325>=急動意。同社は16日、JMDC<4483>のグループ会社であるflixyと、医療機関の問診票における光学的文字認識(OCR)機能の共同普及を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。これはアイリックが子会社と開発したAI-OCRソリューション「スマートOCR」のオプション機能である「スマートOCRクリエイトフォーム」(特許出願済み)を、flixyが手掛ける「メルプWEB問診」に搭載し、共同で全国の医療機関に展開するもの。なお、医療機関への「スマートOCRクリエイトフォーム」を搭載したサービス提供は今回が初めてになるという。

ドリコム<3793>=大幅高で800円台回復。今月3日につけた高値800円を上回り年初来高値を更新した。時価は昨年3月下旬以来約1年5カ月ぶりの高値圏に浮上している。同社はスマートフォン向けを中心とするアプリの開発や運用を行うが、業績は絶好調で22年4~6月期営業利益は前年同期比で6割強の伸びを示した。23年3月期の同利益は前期比26%増の20億円を見込むが、進捗率から一段の上振れが期待される状況だ。野心的な経営戦略も注目され、「Web3事業」への参入を明示していることで、メタバース関連株の一角としても人気素地を開花させている。更に同社は爆発的な人気を博しているアニメ「ワンピース」のスマホ向けゲームを運営し収益に反映させていることで、投資資金の流入を助長している。

メンタルヘルステクノロジーズ<9218>=反発。16日の取引終了後、メンタルクリニック運営支援サービス事業やパーソナルジム事業を展開する100%子会社を9月に設立すると発表しており、これが材料視されている。近年、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」の施行など、労働者の健康管理に対する社会的責任の重要性が増しており、企業はこれまで以上に従業員の心身の健康管理への配慮が必要となっていることから、設立を判断したという。なお、現時点では業績に与える影響は軽微としている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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