「輸出」が13位にランク、急激なドル高・円安の進行で注目度高まる<注目テーマ>
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10 半導体
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「輸出」が13位となっている。
7日の海外市場でドル円相場は一時144円99銭まで上伸し、1998年8月以来およそ24年ぶりのドル高・円安水準をつけた。米連邦準備理事会(FRB)など世界の主要な中央銀行がインフレ抑制のため積極的な金融引き締めに動くなか、大規模な金融緩和策を維持する日銀との方向性の違いを意識した円売りが続いた。
今週は6日にオーストラリア準備銀行(中銀)が0.5%の利上げを決め、7日にはカナダ銀行(中銀)が政策金利を0.75%引き上げた。欧州中央銀行(ECB)は今晩に開く理事会で0.75%の利上げに動く公算が大きく、20~21日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)ではFRBが0.75%の利上げを決めるとの観測が強まっている。この日の東京市場で円売りは一服しているものの、内外金利差の拡大思惑などから円の先安観は根強く輸出関連株への注目度が高まっている。
なお、主要企業の今期の前提為替レートは、DMG森精機<6141>が1ドル=120円、コマツ<6301>が118円、ソニーグループ<6758>が130円前後、トヨタ自動車<7203>が130円、村田製作所<6981>が120円となっている。