「水素」が7位にランク、INPEXなど企業の取り組みは依然活発<注目テーマ>

特集
2022年11月17日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  パワー半導体

2  半導体

3  半導体製造装置

4  防衛

5  円高メリット

6  2022年のIPO

7  水素

8  TOPIXコア30

9  ゲーム関連

10  インバウンド

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「水素」が7位となっている。

水素社会の実現に向けた企業の取り組みが依然活発だ。INPEX<1605>は15日、自社が保有する新潟県柏崎市東柏崎ガス田平井地区で、「ブルー水素・アンモニア製造・利用一貫実証試験」の開始に向け、坑井掘削と地上設備建設のための最終投資決定を行ったと発表。この実証試験では同地区に新たに施設を建設し、年間700トンの水素を製造するとしている。

また、直近では旭化成<3407>が川崎製造所で水素製造用のアルカリ水電解パイロット試験設備に着工したほか、IHI<7013>は水素に関する世界最大級の活動体であるHydrogen Council(水素協議会)に運営会員として参画。ENEOSホールディングス<5020>傘下のENEOSや川崎市、東京都大田区など官民6者は、羽田空港及び周辺地域で水素エネルギー活用の可能性を探る調査を始めた。

水素が注目される背景には、利用時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため環境対策に役立つことに加え、さまざまな資源からつくることができエネルギー供給・調達リスクの低減につながることが挙げられる。7日には日本に駐在する各国の外交官らが福島県浪江町にある水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察するなど関心は世界的に高く、株式市場でも息の長い物色テーマになりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.