【今週読まれた記事】“雨雲”を味方につける投資術
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月1日から7日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
新年度がスタートしました。4月第1週の日経平均株価は前週末比523円安の2万7518円と反落。週の前半は低PBR銘柄などが物色される買い優勢の展開でしたが、米国3月のISM製造業景況感指数が市場予想を下回ったことをきっかけに流れが変化。景気減速懸念の再燃が投資家心理を悪化させました。
週明け3日時点で「4月相場を展望した場合、ひと言でいうならば『晴れのち雨』の地合い」と予想していたのは、＜相場観特集＞で見通しを伺った松井証券 投資メディア部長 シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏。下旬からの“雨予報”でしたが、雲の動きが予想よりも早かったかもしれません。また、窪田氏はインフレ懸念の再燃を懸念した指摘でしたが、これに景気減速が加わるとなると、景気悪化と物価上昇が同時に起こる“スタグフレーション”の影がちらつきます。最悪の場合、ただの雨では済まない可能性にも留意する必要があるのかもしれません。
「だが、心配は無用だ。押し目は絶好の買い場になる。それに、引き続いて個別銘柄対応の投資戦術を」と、雨天時にも慌てず、狙った銘柄の押し目を買うことを推奨するのは大人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─4～5月相場のテーマ＆活躍株を探る（上）」の杉村氏。「銘柄選別に際してはクオリティ戦略が有効」と具体的な銘柄選択法を指南し、今週もアクセスランキング6位を獲得しました。
そのほか、4月下旬から始まる23年3月期決算発表に期待を寄せた毎月末配信の月イチ連載「【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】 ─新年度相場では『挽回』＆『回復』がキーワードに！」など、相場コラムは今週も多くの方に読まれています。どの記事もお見逃しなく。
【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─春風に闘志みなぎらせて、新年度相場に臨む！
【村瀬智一が斬る！深層マーケット】PBR1倍割れや制度変更に絡む銘柄への物色強まるか
富田隆弥の【CHART CLUB】 「200日線維持なら、3月高値目指す展開へ」
田部井美彦氏【新年度は強気優勢でスタート、4月相場の行方】(1) ＜相場観特集＞
窪田朋一郎氏【新年度は強気優勢でスタート、4月相場の行方】(2) ＜相場観特集＞
電子機器への電力供給や制御に使用される「パワー半導体」。日本はこの分野で世界上位のシェアを獲得しています。脱炭素化の流れが進むなか次世代材料を使った製品の開発も加速し、パワー半導体メーカーはここから更なる飛躍が期待されます。今週のアクセスランキング首位を獲得したのは「『パワー半導体』の爆需に備えよ！『覇道を極める6銘柄』大選抜 ＜株探トップ特集＞」。高い技術力を有し業績も好調な銘柄から、株価指標面でも割安な6銘柄を厳選して紹介し人気を集めました。
投資テーマ関連では、東証からのPBR1倍割れ改善要請や自動運転「レベル4」解禁など、株価を刺激する話題が豊富な「自動車部品」関連から有望銘柄をピックアップした「『低PBR・自動車部品株』動く！ 東証『カイゼン要請』でエンジン始動 ＜株探トップ特集＞」が12位にランクイン。また、「“究極の半導体”に夢膨らむ、「ダイヤモンド半導体」で浮上する銘柄群 ＜株探トップ特集＞」が多くの方に読まれ2週連続の上位ランキング入りとなりました。そのほか以下の記事が上位ランキング入りしています。
4月IPOがスタート、「宇宙ベンチャー」「大手ネット銀」などに視線集中 ＜株探トップ特集＞
天空革命いよいよ本番、「ドローン配送」で上昇旋風に乗る銘柄を追う ＜株探トップ特集＞
待ったなしの「空き家対策」、商機拡大の関連株は今が買い場 ＜株探トップ特集＞
「水素」が首位、水素基本戦略６年ぶり改定で再脚光＜注目テーマ＞
ランキング2位は、23年12月期の業績予想が“過去最高益”見通しの銘柄にスポットを当てた「絶好調の23年12月期【最高益】銘柄リスト〔第1弾〕 ＜成長株特集＞」。「絶好調の23年12月期【最高益】銘柄リスト〔第2弾〕 ＜成長株特集＞」は週半ばの木曜日配信にもかかわらず上位ランキング入りとなりました。更に先週配信した「“再上方修正”へ、23年3月期【業績上振れ】有力候補〔第2弾〕 ＜成長株特集＞」も多くの方に読み返され2週連続上位入り。スクリーニング特集では高利回りランキングなどの＜割安株特集＞も定番人気となっています。
4月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 ＜割安株特集＞
10万円以下で買える、高ROE＆低PBR 17社【プライム】編 ＜割安株特集＞
10万円以下で買える、高ROE＆低PBR 26社【スタンダード】編 ＜割安株特集＞
アクセスランキング3位には、先週も4位だったPTSランキングの配信開始の告知記事「『PTSランキング』新設のお知らせ」が獲得。2週にわたって驚異的なアクセスを記録しており、PTSへの注目度の高さが表出する結果となりました。
株探プレミアム専用コラムは3記事を配信。1記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技」の新作「『TOBには続きがある』との気づきが、運用成績を引き上げる」。アクティビストの動向をカタリスト（株価上昇の材料）と捉え、資産を約10倍まで膨らませている“ゆうと（ハンドルネーム）”さん。開示資料をつぶさに読み込み、銘柄選別の精度を高める姿勢はまさに“株オタク”と言えます。今回は現在の投資手法を確立するターニングポイントとなったユニゾホールディングス（上場廃止）のTOBを例に、ゆうとさんの投資スタイル紹介していきます。
また、第3回「崖っぷち状態のプライム30銘柄で、市場平均に大勝ち」を本日9時に配信予定です。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
2記事目は「10年上昇企業」のベネフィット・ワン<2412> 編第2回「ネットフリックスをサービスメニューに追加したわけ」を配信。22年の株価年間騰落率は-60.8％、今期は12期ぶりの減益予想と輝かしい成長にブレーキがかかったかに思えるベネ・ワン。第2回では“当面の成長戦略”をテーマに、白石社長が成長を加速させる計画と語る“福利厚生･ヘルスケア･インセンティブ”の3つの事業のビジネスモデルと今後の見通しについて徹底インタビューを行いました。
そして最終回「『いずれ会費は無料化、決済事業で稼ぐ』の原点に米国そして孫正義氏」では第2回に続いて同社の“中長期の成長戦略”にフォーカスを当て、次なる屋台骨として足元で収益化を進める“ペイメント事業”の展望に迫ります。「これからは“成虫”に進化する段階に入る」と同社のさらなる飛躍を約束する白石社長。起業の原点となった米国でのインターン経験、そして孫正義氏とのエピソードも紹介します。
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引け後の材料をまとめてチェックできる株探の看板記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手に使えば大いなる時短となる必見の記事です。今週もすべての記事が上位ランクインとなりました。
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