「バイオ航空燃料」が19位にランク、政府が石油元売りに2030年から義務付け方針示す<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオ航空燃料」が19位となっている。
26日に複数のメディアは、政府は石油元売りに対して2030年に日本の空港で国際線に給油する燃料の1割を持続可能な航空燃料(SAF)であるバイオ航空燃料にすることを義務付ける方針を示した、と報じた。
空の脱炭素化に向けて、トウモロコシ、大豆、藻類、ミドリムシなどの植物などを原料として、様々なバイオ技術を駆使して生成したSAFを活用する動きが活発化している。具体的には、経済産業省が近く官民協議会に案を示し、23年度中にエネルギー供給構造高度化法(エネ高度化法)の政令改正を目指すという。これに伴い、同燃料の市場規模が一気に拡大することへの期待が膨らんでいる。
ユーグレナ<2931>は、SAF「サステオ」の製造・販売を行っている。また国産SAFの商用化および普及・拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY(アクト・フォー・スカイ)」には、日揮ホールディングス<1963>やENEOSホールディングス<5020>傘下のENEOS、コスモエネルギーホールディングス<5021>傘下のコスモ石油、東洋エンジニアリング<6330>、三菱重工業<7011>、丸紅<8002>、Jパワー<9513>、Green Earth Institute<9212>などが参加している。