「インバウンド」が13位にランクイン、訪日外客数への関心の高さを反映<注目テーマ>

特集
2023年9月22日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  地方銀行

2  半導体

3  自動車部材・部品

4  人工知能

5  JPX日経400

6  TOPIXコア30

7  円高メリット

8  インド関連

9  銀行

10  水素

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「インバウンド」が13位にランクインしている。

20日に8月の訪日外客数(推計)が発表されており、同統計への関心の高さが反映されているようだ。8月の訪日外客数は215万6900人となった。新型コロナウイルス感染拡大前の19年同月比で85.6%に回復。特にアジアの香港やインドネシア、フィリピン、欧米では米国やカナダなどからの訪日外客数が増加したことが回復率の押し上げ要因となり、回復率では前月(77.6%)を上回り初めて8割を超えた。

ただ、8月10日に日本行きの団体旅行・パッケージツアー商品の販売禁止措置が解除された中国からの訪日外客数は36万4100人で、回復率は36.4%(7月29.8%)にとどまった。約3年半ぶりの団体旅行解禁とあって大きく回復すると期待され、実際に多くの現地旅行会社では問い合わせが増えていたものの、24日に東京電力福島第一原子力発電所処理水の海洋放出が始まるとキャンセルが相次いだという。

今後の中国からの訪日外客の回復見通しにはさまざまな見方があるものの、航空各社では中国からの航空便を増やす方向にあり、回復は着実に進むとの見方が強い。引き続きインバウンド関連への関心も続くとみられ、日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>などの航空会社や三越伊勢丹ホールディングス<3099>、高島屋<8233>などの百貨店、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>、サンドラッグ<9989>などのドラッグストアといった関連銘柄への注目も続きそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.