【今週読まれた記事】止まらぬ進化と広がる裾野、AI新時代を支える半導体
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は3月9日から15日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価は前週末比981円安の3万8707円と続落。来週18~19日に開催される日銀金融政策決定会合でマイナス金利を解除するとの見方が急浮上し、これを警戒した売りに押され大きく水準を下げました。日足チャートでは25日移動平均線上の攻防となりましたが、週末15日にはついにこのラインを終値で割り込んで着地。ここから一段安となるか、それとも持ち直すのか。年明けからの大相場で初めての調整はどこまで続くのでしょうか。
「目先は日銀の政策方向転換の可能性が過剰に意識されて売りを誘発しているが、これまでの株高の反動とみれば、それほど慌てる必要はない」と語るのは<相場感特集>で見通しを伺った第一生命経済研究所 主任エコノミストの桂畑誠治氏。「企業業績をベースとした投資指標に割高感はなく、企業の経営改革への取り組みに対する期待感も継続しており、ここでの押し目は買い場を提供している可能性もある」とみています。この記事は多くの方に読まれアクセスランキング上位入りとなりました。
「このところ日銀の政策委員がマイナス金利の解除を匂わせる発言をしているのも、実際に解除した場合のショックを抑制しようとしていると見るべきだ」と指摘するのは、大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─いま優先すべきは金融株への投資!近づくマイナス金利解除の足音」の北浜氏。「マイナス金利解除による金利の上昇がマイルドなものになれば、双方がほどほどの痛みで共存し、株式市場は騰勢を取り戻すことになる」と述べています。マイナス金利解除は「金融正常化」の言葉通り、いずれどこかで必要な措置です。市場心理が冷え込んでしまうようなショック安を避けて実施できるかどうか、来週の金融政策決定会合が注目されます。北浜氏の記事は大人気となり、今週のランキング2位に輝きました。
相場コラムは今週もすべての記事がランキング上位入り。「歴史的な反騰相場は始まったばかりじゃないか」と、長期トレンドに変化は無いことを強調した「【杉村富生の短期相場観測】 ─国策は株高推進、この流れに乗ろうじゃないか!」が5位にランクイン。また、米国マーケットアナリストの大山季之氏が米国市場のいまを詳しく解説した「大山季之【米国株マーケット・ビュー】―新たな投資サイクルのはじまり、ビック・テックは『ファンタスティック・フォー』の時代へ <AIの衝撃①>」が注目を浴び上位入りとなりました。大山氏の記事は月1回の配信予定。お見逃しなく。
【村瀬智一が斬る!深層マーケット】配当志向の流れからバリュー株へ資金シフト
富田隆弥の【CHART CLUB】 「バリュー株、低位株も動き出す」
桂畑誠治氏【日経平均急落、日銀タカ派傾斜?で視界は変わるか】 <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「『AI用半導体』の需要沸騰!『究極の株高予備軍5銘柄』大選抜 <株探トップ特集>」。米オープンAIによる「ChatGPT」の発表から1年あまり、生成AIを使用したサービスの裾野は大きく広がり、様々な場面でその恩恵にあずかるようになってきました。生成AI自体の進化もすさまじく、画像認識や動画生成といった分野でも驚異的な成果を示しています。この流れはもはや止まらず、今後更に加速するものとみられます。記事では、これらAIの開発・運用に必須の「AI用半導体」をテーマに株価上昇余地の大きい期待銘柄を厳選して紹介。2位以下に大きな差をつけてのトップ獲得となりました。また、先週トップとなった「『生成AI』爆騰モードへ、テンバガーの萌芽『最強AI関連』7銘柄 <株探トップ特集>」は多くの方に読み返され2週連続ランキング入りとなりました。
投資テーマ関連ではそのほか、日銀のマイナス金利解除観測で大きく注目される「銀行株」を徹底リポートした「銀行株の買い場を探る! 注目点は米金利動向と『持ち合い解消』か <株探トップ特集>」が11位とトップ10入りまであと一歩に迫る人気に。また、以下の記事も上位ランキング入りとなっています。
新築マンション高騰で出番到来、「不動産再生」ビジネス躍動へ <株探トップ特集>
デジタライズ待ったなし、表舞台に躍り出る「自治体DX」関連に照準 <株探トップ特集>
法定雇用率引き上げで商機拡大、障害者雇用関連に注目 <株探トップ特集>
スクリーニング特集では、24年3月期第3四半期累計(4-12月)の決算発表から通期計画に対する進捗率が高く、上方修正する可能性が高い企業をリストアップした「上方修正“先回り”、24年3月期【業績上振れ】候補 <成長株特集>」が多くの支持を集めました。
上方修正“先回り”、24年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
上方修正“先回り”、24年3月期【業績上振れ】候補〔第2弾〕 <成長株特集>
また、1月下旬から2月中旬までの決算発表の集中期間に配信した「利益成長“青天井"銘柄リスト」を“全期間”を対象に再構成した総集編「利益成長“青天井”銘柄リスト【総集編】第1弾 43社選出 <成長株特集>」が上位ランクイン。待望の第2弾は明日17日の19時30分配信予定です。お楽しみに。
<割安株特集>では、「3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 <割安株特集>」は“プライム編”“スタンダード他編”の両記事とも上位ランキング入りするなど配当利回り関連の記事に注目が集まっています。「10万円以下で買える」シリーズも定番人気。銘柄選択の参考になさってください。
3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「プライム」編 <割安株特集>
3月配当取りを狙える【高利回り】ベスト50 「スタンダード他」編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 3月13日版
10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 32社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 30社【スタンダード】編 <割安株特集>
今週の株探プレミアム専用コラムは智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第132回、「高所恐怖症相場に突入なら、短期視点での注目は『超・低PER株』」。日経平均株価は史上初の4万円大台を突破後、一転して3万8000円を割り込み、強気に傾いていた投資家心理を揺さぶっています。今回は高値からの急落で不安が高まる“高所恐怖症”相場のなかで短期的に存在感を増しそうな“低PER(株価収益率)”銘柄にフォーカス。PERの水準ごとの投資効果と高パフォーマンスの背景を徹底検証し、際立って投資効果が高かった“超・低PER銘柄”を抽出しました。リストは2ページ目にランキング形式で公開しています。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧いただけます。
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株探の看板記事「明日の好悪材料」と「本日の【サプライズ決算】速報」は、引け後の材料をまとめてチェックできる便利な記事です。情報収集にぜひご活用下さい。
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