【今週読まれた記事】難局を吹き抜けるインバウンド旋風! 投資テーマに注目集中
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月30日から12月6日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
12月入り初週の日経平均株価は前週末比883円高の3万9091円で取引を終了。トランプ・ラリーに沸く米国株はNYダウ・ナスダック総合株価指数共に最高値圏を快走、日本株も出遅れながらも恩恵を受ける形となりました。3日には米国の対中輸出規制で日本など約30ヵ国が対象外となったことを受け半導体株に買いが流入。日経平均先物にショートカバーが入り一気に3万9000円の壁を突破しました。また、18日に控える日銀政策決定会合で利上げが見送られるとの観測が入ったことも日本株市場にプラスに作用しました。
ただ、半導体株はその後失速しており、相場の主役とはなっていないようです。対中輸出規制の日本除外はあくまで現政権における政策であり、トランプ次期大統領の一挙手一投足に注目が集まっている現在、さほど強い材料にはなりませんでした。東京市場がトランプ・ラリーに乗れず遅れを取っている理由を「その原因ははっきりしている。『トランプが怖い』――これになる」と明快に語るのは、大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ トランプストーム回避の大本命株で勝負!」の北浜氏。ここからの戦略を「トランプ次期大統領がターゲットにしづらい企業へ投資しておけばよい」と、今回はとある銘柄を単独で紹介。多くの方に読まれアクセスランキング8位を獲得しました。
「日銀は『金融正常化』の“野望”を持ち続けている。12月見送りだと、1月には強行する」と、12月の利上げが見送られたとしても株価の重荷になり続けることを警戒するのは「【杉村富生の短期相場観測】 ─年末~年始は円高→株安に警戒を!」の杉村氏。「当面は個別株での幕あいをつなぐ戦術(小すくい)が有効」と、下落局面に備えた立ち回りを推奨しています。杉村氏の記事も、今週もトップ10入りの人気となっています。
そのほか相場コラムは以下のすべてが上位ランキング入り。<相場観特集>は松井証券 投資メディア部長 シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏とSBI証券 投資情報部長の鈴木英之氏に師走相場の見通しを伺いました。どの記事もお見逃しなく。
【村瀬智一が斬る!深層マーケット】IT関連にリスク回避の資金が向かうか?!
【和島英樹のマーケット・フォーキャスト】─米次期政権を睨み上値重い展開、データセンター関連などに注目
窪田朋一郎氏【3万8000円近辺の攻防、年末相場の見通しは】(1) <相場観特集>
鈴木英之氏【3万8000円近辺の攻防、年末相場の見通しは】(2) <相場観特集>
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは「中期で変貌期待、テンバガーDNA宿す『インバウンド』6銘柄大選抜 <株探トップ特集>」。10月の訪日観光客数が過去最高を更新するなど、為替の円安を追い風に絶好調のインバウンド。国内消費は物価高などが重石となって伸び悩むなか、内需株のなかでも特にインバウンド関連への資金流入が目立ちます。記事ではこの流れに乗って中長期で株価変貌が期待できる小型株6銘柄を厳選して紹介。2位以下に大きな差をつけての首位奪取となりました。
今週は投資テーマ関連の記事に人気が集まりました。「師走IPOスタート、『キオクシア』など有力銘柄は株高の起爆剤となるか <株探トップ特集>」は、例年“IPOラッシュ”となる12月に向けて全17銘柄を総ざらい。特に今月は世界最大級のフラッシュメモリー専業企業であるキオクシアホールディングス <285A> [東証P]の上場が控えており、高い関心を集めています。この記事は5位にランクイン。更に、ホンダ <7267> [東証P]がパイロットラインを公開したことで注目を浴びている全固体電池の現在を追った「『全固体電池』量産化に向け開発加速へ、評価機運高まる有望株リスト <株探トップ特集>」もトップ10入り。そのほか以下の記事も上位入りとなっています。
インフラ拡充加速で成長ロード躍進、「EV充電器」関連が株高本番へ <株探トップ特集>
2025年も「アクティビスト」躍動へ、株高マグマ蓄積中の銘柄群 <株探トップ特集>
「地方銀行」が4位に急浮上、日銀の早期利上げ観測強まる<注目テーマ>
銘柄スクリーニング記事では「12月に配当取りを狙える【高利回り】ベスト30 <割安株特集>」がトップ10にランクイン。<割安株特集>は高利回り特集の人気が依然として高いようです。また、「10万円以下で買える」シリーズも【プライム】【スタンダード】両編ともランキング入りとなりました。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 12月4日版
10万円以下で買える、財務健全&低PER 33社【プライム】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、財務健全&低PER 25社【スタンダード】編 <割安株特集>
<成長株特集>では、「24年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!」シリーズの〔第4弾〕があと一歩でトップ10入りしたほか〔第3弾〕も2週連続でランキング入りの人気に。また、週の半ばに配信した「上方修正“先回り”、25年3月期【業績上振れ】候補〔第1弾〕33社選出 <成長株特集>」はスピードランクインとなりました。待望の〔第2弾〕は明日8日の19時30分に配信予定です。お楽しみに。
今週の株探プレミアム専用コラムは億り人の“amaさん”(ハンドルネーム)とトランクルーム運営大手 エリアリンク<8914>トップとの貴重なIRミーティングに密着したスペシャル記事を、「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技」シリーズとして全4回にわたってお届け。初回となる「『御社の成長戦略は万全ですか?』 億り人が勝負銘柄のトップに迫る」では、“エリアリンクほぼ1点買い”で勝負を仕掛けるamaさんが同社トップとの面談において聞き出したいポイントや同社のビジネスモデルの魅力について再確認していきます。
第2回からは面談時の注目ポイントを押さえながら、エリアリンク社長 鈴木貴佳氏へのインタビューを敢行。「30代のサラリーマン社長、DX推進で3倍速成長に挑戦、その勝算は」では、従来の3倍を超えるスピード出店を進める同社の勝算と出店加速を決断した背景について、資金の見通しやリスクについても触れながらamaさんの疑問点をぶつけていきます。第3回「『ビッグデータで値上げ』は期待、では外資参入や建築確認問題は?」は、同社が足もとで取り組んでいる収益性の改善策や“自社の4つの強み”などについて鈴木社長に語っていただきました。
最終回となる「時価総額10倍化を期待できる理由」では、鈴木社長へのインタビューを通じて、amaさんが語った同社への評価や成長戦略に対しての分析などを紹介。同業他社との比較や目標とする時価総額など、データによる裏付けに基づいたamaさん流の考察を紹介した見所満載のスペシャル記事となります。お見逃しなく!
株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだの方はぜひ無料体験をお試しください。また、現在「株探14周年キャンペーン」を開催中。抽選で合計200名様に有料会員サービス「株探プレミアム」の2ヵ月無料クーポンを進呈いたします。詳しくは下記告知記事をご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
株探14周年キャンペーン開催中! 株探プレミアムが最大3ヵ月無料!
引け後の材料を一覧でチェックできる【明日の好悪材料】【サプライズ決算】は、今週もすべての記事がランクイン。上手に使えば大きな時短となる株探の看板記事です。今週配信した記事は以下の通りです。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月29日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月2日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月3日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月4日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (12月5日発表分)
※4、5日は「該当銘柄なし」
株探ニュース