話題株ピックアップ【夕刊】(2):三井海洋、セプテニHD、日立
■三井海洋開発 <6269> 10,435円 +592 円 (+6.0%) 本日終値
三井海洋開発<6269>が反発。同社は4日、ノルウェーの燃料電池システム会社であるエルド・エナジーと、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)向けの高効率1.2メガワット級固体酸化物形燃料電池(SOFC)+二酸化炭素(CO2)回収設備統合システムの開発に関する基本合意書(MOU)を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。このMOUに基づき、エルド・エナジーは必要な試験・検証を含むSOFCをベースとした電源システムの設計・調達・建設を進め、三井海洋はCO2回収システム及びFPSOとの統合を担当。1.2メガワット級の設備は2029年に陸上試験を実施し、その後は長期実証する予定だとしている。
■セプテニHD <4293> 512円 +23 円 (+4.7%) 本日終値
セプテーニ・ホールディングス<4293>は反発。SBI証券が4日付で投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を440円から620円へ引き上げており、これが材料視されたようだ。証券会社によると、生産性向上による業績上振れ余地が残ると指摘。電通協業による増収モメンタムの加速に加え、AI活用や人員適正化を背景に従業員数を抑制しながら利益率改善が進展しており、その効果は構造的で一定の持続性があるとみている。
■日立製作所 <6501> 5,300円 +117 円 (+2.3%) 本日終値
日立製作所<6501>は後場強含んだ。共同通信が5日、「日立製作所が米新興企業アンソロピックと最新人工知能(AI)『クロード・ミュトス』のアクセス権が付与される契約を結んだことが5日、分かった」と報じており、材料視した買いが集まった。
■シーイーシー <9692> 2,070円 +45 円 (+2.2%) 本日終値
シーイーシー<9692>が3日ぶりに反発。4日の取引終了後に、AIコンサルティングやAIエージェントの実装などを行うAI Librarium(東京都千代田区)と資本・業務提携の検討を開始すると発表しており、好材料視された。両社の強みを融合することで、構想策定から業務実装、AIOps(AI+システムの運用)を含む運用定着に至るまでの一気通貫で支援するソリューションの創出を通じ、各業界の領域特化型AIの社会実装の加速を図るのが狙い。今後の資本・業務提携に向けた協議の進捗については、開示すべき事項を決定した場合には速やかに公表するとしている。
■ブックオフG <9278> 1,910円 +37 円 (+2.0%) 本日終値
ブックオフグループホールディングス<9278>は反発。4日の取引終了後、5月度の国内ブックオフ事業の売上状況を発表した。直営店の既存店売上高は前年同月比14.8%増と64カ月連続の増収となっており、材料視した買いが入った。トレーディングカード・ホビーやソフトメディア、書籍、アパレルなどの売り上げが前年を超えた。
■コーナン商事 <7516> 4,055円 +65 円 (+1.6%) 本日終値
コーナン商事<7516>が反発。4日の取引終了後に発表した5月度の月次売上動向で、既存店売上高が前年同月比10.9%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。曜日回りによる影響が2.0ポイント程度あったことに加えて、中東情勢の緊迫化を背景とした石油由来品の供給不安から、合板、断熱材、オイル類、塩ビパイプ、養生材、接着剤、ビニール類などを中心に需要の高い状況が継続した。また、2027年の省エネ基準強化を見据え、エアコンの本体及び関連部材ともに好調。更に天候に恵まれたことで園芸用品や殺虫剤、冷感ウェアなども売り上げを押し上げた。
■ラクト・ジャパン <3139> 3,155円 +50 円 (+1.6%) 本日終値
ラクト・ジャパン<3139>が反発。4日の取引終了後に、植物の葉から直接抽出したたんぱく質製品の開発・商業化を進めるニュージーランドのスタートアップ企業リーフト・フーズ社に出資したと発表しており、好材料視された。リーフト・フーズ社は、独自技術により緑葉植物からたんぱく質を直接抽出し、高機能・高栄養価なたんぱく質製品の開発・商業化を実現しており、葉緑体を持つ植物に広く存在するルビスコに由来する「ルビスコたんぱく」は、豊富な植物資源を活用した持続可能なたんぱく源として注目されているという。今回の出資は、「ルビスコたんぱく」の生産・販売体制の構築と日本市場における事業拡大を目的としたもので、両社の戦略的パートナーシップ強化を図るとしている。なお、同件による26年11月期業績に与える影響は軽微している。
■三菱UFJ <8306> 3,219円 +50 円 (+1.6%) 本日終値
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが全般地合い悪に抗して揃って上値追い態勢を強めている。三菱UFJは前日に続き上場来高値を更新したほか、三井住友FG、みずほFGともに2月12日以来の年初来高値更新となり、いずれも実質的な青空圏に突入している。今月15~16日の日程で行われる日銀の金融政策決定会合では0.25%の利上げが有力視されており、銀行セクターは運用環境の改善が見込まれるなか、足もとハイテクセクターからの資金シフトを促している。前日の米国株市場ではゴールドマン・サックス・グループ<GS>やシティグループ<C>、JPモルガン・チェース<JPM>、バンク・オブ・アメリカ<BAC>など大手金融株が軒並み買われ、半導体関連セクターで目先利益確定した資金の受け皿となった。東京市場でも同様の動きが海外マネー主導で観測される。
■アクシアル <8255> 1,031円 +12 円 (+1.2%) 本日終値
アクシアル リテイリング<8255>が堅調。午前中に発表した5月度の月次業績で、100%子会社である食品スーパーの既存店売上高が前年同月比2.4%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。客単価が同2.9%増と牽引した。なお、全店売上高は同3.2%増だった。
■ユニバーサル <6425> 687円 +7 円 (+1.0%) 本日終値
ユニバーサルエンターテインメント<6425>は反発。4日の取引終了後、フィリピン・マニラで運営する統合型リゾート施設「オカダマニラ」に日本市場への施策の一環として、日本人ゲスト向け専用ラウンジ「ARIAKE(有明)」を開設したと発表した。これが株価の刺激材料となったほか、前週に株価が10%以上下落していたこともあり、自律反発狙いの買いが入った。
株探ニュース