話題株ピックアップ【夕刊】(3):第一ライフ、SANKYO、マクドナルド
■第一ライフグループ <8750> 1,662.5円 +15 円 (+0.9%) 本日終値
第一ライフグループ<8750>が反発。同社は4日、富士通<6702>と量子技術の保険分野への適用を見据えた共同研究を開始したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。共同研究の期間は27年3月まで。第一生命保険における資産運用業務の実務課題を起点に、両社が共同でリスクとリターンのバランスや負債特性を踏まえた複数の資産クラス(株式・債券・オルタナティブ資産など)への投資比率を最適化する量子アルゴリズムの設計・開発、および量子コンピューターシミュレータや量子コンピューターを利用した性能検証などを行う予定だとしている。
■SANKYO <6417> 1,639.5円 +13 円 (+0.8%) 本日終値
SANKYO<6417>が4日続伸。この日、遊技機開発に係る演出制御ソフトウェア及び映像コンテンツの企画・制作、遊技機部品の開発・設計を行う子会社を6月12日に設立すると発表しており材料視された。新会社「サン・アート」は、映像制作機能の強化や開発スピードの向上、コストの低減を目的に設立。取引先が営む遊技機の映像制作及び部品の開発・設計事業の譲受を予定しており、事業基盤、制作ノウハウ及び人材を取り込むことで、設立後早期から実効性の高い開発体制を構築できる見込みとしている。なお、同件が業績に与える影響は軽微だという。
■マクドナルド <2702> 7,360円 +50 円 (+0.7%) 本日終値
日本マクドナルドホールディングス<2702>は5日ぶり反発。4日の取引終了後、5月の既存店売上高が前年同月比5.7%増となったと発表した。17カ月連続で前年同月を上回った。伸び率は4月の5.0%から拡大。今年2月(8.0%)以来の高さとなっており、評価された。既存店ベースで5月の客数は同0.6%増。2カ月連続で前年同月を上回ったが、伸び率は4月の1.3%から鈍化した。客単価は同5.0%増と、4月の3.7%から拡大。2024年6月(5.8%)以来の高水準となった。全店売上高は同8.1%増だった。
■プロシップ <3763> 1,652円 +8 円 (+0.5%) 本日終値
プロシップ<3763>が続伸。この日、新リース会計基準に対応したSaaS型ソリューション「ProPlus+」が、JR西日本<9021>のグループ会社における新リース会計基準対応の統一システム基盤として採用されたと発表しており、好材料視された。JR西日本では、27年4月からの新リース会計基準の強制適用に向け、グループ全体でのシステム対応を検討するなか、SaaSの利点を生かした先行導入により、余裕を持ったスケジュールでシステム対応が可能である点や多角的な事業を展開する大手グループ企業において求められる、多様かつ複雑な業務要件を豊富な標準機能で網羅している点などが評価され、今回の採用に至ったという。
■エディオン <2730> 2,466円 -201 円 (-7.5%) 本日終値 東証プライム 下落率2位
エディオン<2730>が後場下げ幅を拡大。午前11時30分ごろに、ヤマダホールディングス<9831>と経営統合に関する基本合意書を締結したと正式発表したが、これを好材料視する動きは限定的のようだ。27年10月1日をメドに共同株式移転により持ち株会社を設立し、両社を統合会社の完全子会社とする方針で、詳細は今後検討及び協議する。実現すれば売上高は2兆5000億円規模となり、スケールメリットによる仕入れ原価などのコスト低減を通じた効率化などが期待されている。なお、当面は両社の既存ブランドを併用するとしている。
■ハイレックス <7279> 2,284円 -66 円 (-2.8%) 本日終値
ハイレックスコーポレーション<7279>は後場下げに転じ、年初来安値を更新した。きょう正午ごろ、26年10月期第2四半期累計(25年11月~26年4月)の連結決算を発表。売上高が前回予想の2010億円に対し2091億700万円(前年同期比37.3%増)、営業利益が23億5000万円に対し22億2600万円(同5.0%減)、最終利益が349億円に対し348億5700万円(前年同期は17億7900万円)だったとしており、営業利益が増益予想から一転して減益で着地したことを嫌気した売りが出た。期初から連結範囲に含めたハイレックスアクト及び同社子会社10社が業績に寄与したものの、営業利益はドル安・メキシコペソ高によるメキシコ子会社での人件費上昇や中国における一部顧客の販売不振に伴う工場の操業度低下、韓国での失注などが響き減益で着地した。ただ、経常利益は為替差益や受取配当金などの計上により大幅増益となった。最終利益には負ののれん発生益や投資有価証券売却益なども加わった。
■WIZE <3664> 28円 +7 円 (+33.3%) 本日終値
WIZE<3664>が急伸。4日の取引終了後、SBIホールディングス<8473>傘下で暗号資産事業を行うSBI VCトレードと、ソラナ(SOL)の運用を軸としたトレジャリー事業で提携したと発表しており、これを好感した買いが流入した。WIZEによると、国内最大級の暗号資産取引所であるSBI VCトレードと提携することは、SOLの取得・運用体制を大きく引き上げることにつながり、これにより国内屈指のソラナ・トレジャリー企業を目指すとしている。
■菊池製作所 <3444> 1,178円 +128 円 (+12.2%) 本日終値
菊池製作所<3444>が急反発。グループのイームズロボティクス(福島県南相馬市)が6月3日から5日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の「Japan Drone 2026」に「FUKUSHIMA DRONE」として出展しており、これが手掛かり材料視されたようだ。経済産業省の中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR)で開発を進めている次世代ドローン運航インフラ(ドローンステーション)やクラウド型運航管理システム、地域物流モデルをはじめ、防災対応ドローンや光ファイバードローンなどを展示し、福島県から発信するドローン社会実装の最前線を紹介している。
■スマートドライブ <5137> 214円 +22 円 (+11.5%) 本日終値
スマートドライブ<5137>は急反発。きょう、カナダのテレマティクス企業ジオタブと共同事業を展開することで合意したと発表した。スマートDは自社SaaS群や各種デバイスから取得する移動データとユーザー側の既外部データを統合し、AIを活用した業務自動化や分析を可能にするプラットフォーム「AI Mobility OS」(AIMOS)を提供している。共同事業ではジオタブが提供するデバイスデータとスマートDのAIMOSを連携させ、スマートDのグループ会社であるインターゾーンが有する自動車アフターマーケットの顧客基盤にリーチするサービスを拡充するとしており、好感した買いが集まった。
■くすりの窓口 <5592> 2,597円 +127 円 (+5.1%) 本日終値
くすりの窓口<5592>は後場急上昇。きょう正午ごろ、取得総数11万5000株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額3億円を上限とする自社株買いを行うと発表しており、好感した買いが集まった。取得期間は6月8日から12月7日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。
●ストップ高銘柄
ジーネクスト <4179> 478円 +80 円 (+20.1%) ストップ高 本日終値
CINC <4378> 653円 +100 円 (+18.1%) ストップ高 本日終値
FDK <6955> 574円 +80 円 (+16.2%) ストップ高 本日終値
VALUENEX <4422> 765円 +100 円 (+15.0%) ストップ高 本日終値
以上、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース