話題株ピックアップ【夕刊】(3):PバンCOM、Bガレージ、ファンペップ
■ピーバンドットコム <3559> 475円 +39 円 (+8.9%) 一時ストップ高 本日終値
ピーバンドットコム<3559>が急騰。同社は9日の取引終了後、ローム<6963>が主催するエッジAI開発コンテストで、ロームのオンデバイスAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナーとして参画すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。コンテストの選考通過者に対し、PバンCOMの開発キットを提供する。同社のセンサーのデモ機開発支援サービス「gene」を活用した作品が優秀賞に選ばれた場合、11月にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2026」でのロームのSolist-AIブースで展示される可能性があるという。また入賞後、製品化を目指す段階においてPバンCOMは設計や製造、実装のワンストップサービスで開発を支援する。PバンCOMはロームの開発支援パートナーとしての位置づけを明確にし、「gene」のエッジAI領域での利用拡大を図る。
■ビューティガレージ <3180> 1,469円 +98 円 (+7.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ビューティガレージ<3180>が大幅高で3日ぶりに反発。9日の取引終了後に発表した27年4月期の連結業績予想で、売上高431億5300万円(前期比13.0%増)、営業利益22億1700万円(同46.0%増)、純利益13億5100万円(同44.8%増)と大幅増収増益を見込み、年間配当予想を前期比2円増の18円としたことが好感された。各事業における成長戦略を着実に実行していくことにより売上高の伸長を見込む。加えて、前期第4四半期に消耗品出荷機能の柏FC(フルフィルメントセンター)の移管が概ね完了し、物流関連費の抑制による販管費比率の削減が見込まれることが業績を押し上げる。なお、26年4月期決算は、売上高381億9700万円(前の期比13.3%増)、営業利益15億1800万円(同4.8%減)、純利益9億3200万円(同8.5%減)だった。
■ファンペップ <4881> 63円 +4 円 (+6.8%) 本日終値
ファンペップ<4881>が大幅高。同社は9日取引終了後、artience<4634>及びartience子会社のトーヨーケムと、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤開発に関する共同研究契約を締結したと発表。これが材料視されたようだ。抗体誘導ペプチドは、患者の体内で標的タンパク質に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチド治療ワクチン。共同研究では、注射剤と比較して侵襲性(しんしゅうせい:検査や治療によって、患者を物理的に傷つけたり、患者の生活の質を低下させたりする可能性があること)が低く、利便性及び安全性に優れた次世代製剤技術として、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤の開発を目的とし、同社は動物試験での薬効評価及び安全性評価を行い、トーヨーケムはペプチドの経皮吸収製剤化検討などを行う予定だとしている。
■トビラシステムズ <4441> 1,230円 +77 円 (+6.7%) 本日終値
トビラシステムズ<4441>が後場上げ幅を拡大。正午ごろに4月中間期単独決算を発表。売上高16億7400万円(前年同期比22.0%増)、営業利益4億8500万円(同7.7%減)、純利益3億3500万円(同5.1%減)と増収減益となったが、通期予想も減益予想であり、また営業利益の通期計画に対する進捗率が62%であることから、順調な業績の進捗を好感した買いが入ったようだ。セキュリティー事業が安定的に推移したことに加えて、ソリューション事業で「トビラフォン Biz」の販売台数の増加や「トビラフォン Cloud」の契約数拡大により、2~4月売上高は四半期ベースで過去最高を更新した。ただ、中期経営計画に基づく人材採用・事業基盤強化への投資などが利益を圧迫した。なお、26年10月期通期業績予想は、売上高33億6600万円(前期比20.0%増)、営業利益7億8500万円(同12.7%減)、純利益5億3100万円(同15.1%減)の従来見通しを据え置いている。
■Link-Uグループ <4446> 595円 +29 円 (+5.1%) 一時ストップ高 本日終値
Link-Uグループ<4446>が続急伸。午前10時ごろに、子会社Link-U Technologiesが、マンガIPの価値最大化を一気通貫で支援する新事業「Link-U Mangaful Base」を始動すると発表しており、これを好感する買いが入った。新事業は、MAU(月間アクティブユーザー数)2000万超のマンガアプリ運営で培ったデータ分析のノウハウと各国の主要プラットフォームとつながる流通ソリューションを生かし、「どの作品を・どの市場で・どう展開すれば価値が最大化するか」を見極め、実行まで一気通貫で支援する新事業。第1弾として、優れたマンガ作品を持ちながらも海外展開にハードルを感じている出版社に向けて翻訳・配信支援サービスを開始。出版社は同社の翻訳提案に承認後、案件に応じた最小限の負担で、北米や南米などの主要プラットフォームへのグローバル展開が可能になるとしている。
■アトラエ <6194> 692円 +28 円 (+4.2%) 本日終値
アトラエ<6194>が後場終盤になって急上昇。午後3時ごろに26年9月期の単独業績予想について、営業利益を11億円から13億円(前期比29.8%減)へ、純利益を7億5600万円から9億800万円(同22.4%減)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を33円から34円へ引き上げたことが好感された。売上高は86億円(同12.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、組織力向上プラットフォーム「Wevox」において、営業利益率の高いSMBC Wevox経由の案件受注が想定を上回ったことが全体の収益性を大きく牽引。また、戦略的投資を実行しつつ、効率的な投資により費用を想定よりも抑制できていることも寄与する。
■ノバック <5079> 2,556円 +76 円 (+3.1%) 本日終値
ノバック<5079>が続伸。9日の取引終了後に、集計中の26年4月期連結業績について、売上高が従来予想の340億円から353億6300万円(前の期比28.5%増)へ、営業利益が13億5000万円から18億7800万円(同2.2倍)へ、純利益が8億7000万円から11億7600万円(同2.1倍)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。追加・変更工事による増額に加えて、手持ち工事の進捗が順調に推移したことに伴う出来高の増加などが売上高を押し上げた。また、建設コストの高止まりや上昇に対する受注選別や価格転嫁、更に原価低減などに注力したことで、想定を上回る採算の改善がみられたことも寄与した。
■ベストワンドットコム <6577> 2,027円 +57 円 (+2.9%) 本日終値
ベストワンドットコム<6577>は後場プラスに転じ、年初来高値を更新した。きょう午後1時30分ごろ、26年7月期第3四半期累計(25年8月~26年4月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を修正した。売上高予想は従来予想の25億5000万~30億5000万円から28億5000万~30億5000万円(前期比12.0~19.9%増)、営業利益予想は2億7500万~3億2500万円から3億1000万円~3億5000万円(同9.6~11.0倍)に引き上げた。同時に期末一括配当予想は6円増額の26円(前期実績は18円)に変更しており、これらを好感した買いが集まった。主力のクルーズ旅行事業で26年5月に催行したチャータークルーズが当初計画を上回る集客となり、ほとんど完売。また、買取キャビンを中心に船会社の自主催行クルーズの販売も堅調に推移した。なお、第3四半期累計は売上高が14億4300万円(前年同期比7.9%減)、営業損益は3500万円の赤字(前期は3900万円の赤字)だった。
■タナベCG <9644> 724円 +18 円 (+2.6%) 本日終値
タナベコンサルティンググループ<9644>が反発。午後1時ごろに自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万株(自己株式を除く発行済み株数の0.62%)、または1億円としており、取得期間は6月15日から7月31日まで。機動的な株式・資本政策の遂行及び資本効率の向上を通じて、中期経営計画で目標に掲げるROE(株主資本純利益率)15%の達成、ひいては更なる企業価値の向上を実現するためとしている。
■ペットゴー <7140> 824円 +20 円 (+2.5%) 本日終値
ペットゴー<7140>が3日ぶりに反発。この日、犬猫の食事療法食「ベッツワンベテリナリー」の動物病院チャネルへの販売を開始すると発表しており、好材料視された。全国の動物病院・獣医師向けに医療材料・医療機器や医薬品をECサイトを通じて販売するシグニ(東京都江東区)の動物病院向けECサイト「シグニVET」を通じて販売する。同サイトは、国内にある動物病院の90%以上にあたる約1万1000施設が会員登録していることから、販路拡大による業績への貢献が期待されている。なお、同件は5月に開始したノミ・マダニ駆除薬に続き、シグニを通じた動物病院向け販売の第2弾にあたる。
●ストップ高銘柄
トーシンHD <9444> 227円 +50 円 (+28.3%) ストップ高 本日終値
スマートバリュー <9417> 451円 +80 円 (+21.6%) ストップ高 本日終値
アピリッツ <4174> 865円 +150 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
CINC <4378> 1,010円 -300 円 (-22.9%) ストップ安 本日終値
武蔵精密工業 <7220> 5,390円 -1,000 円 (-15.7%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
株探ニュース