話題株ピックアップ【夕刊】(2):ワールドHD、三谷産業、住友重
■ワールドHD <2429> 2,470円 +65 円 (+2.7%) 本日終値
ワールドホールディングス<2429>は3日続伸。18日取引終了後、27万株(自己株式を除く発行済み株数の1.50%)を上限に19日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが好感された。買い付け価格は18日終値の2405円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、ワールドHDは予定通り買い付けを実施し、25万株を取得した。
■三谷産業 <8285> 686円 +16 円 (+2.4%) 本日終値
三谷産業<8285>が6日続伸。同社はきょう、グループのミライ化成が炭素繊維強化プラスチック(CFRP)端材の回収・再資源化によるサプライチェーンの構築を目指し、再生炭素繊維成形品事業を加速させることを明らかにしており、これが新たな買い手掛かりとなったようだ。この取り組みでは、主に東レ<3402>の炭素繊維を原料とする航空機部品の製造工程で発生するCFRP端材を回収し、ミライ化成の独自技術によって再生炭素繊維として再資源化。更に、この再生炭素繊維を不織布化することで中間基材として利用可能な形に加工し、スポーツ用品や産業用途など幅広い分野への再生炭素繊維成形品の事業展開を目指すとしている。
■住友重機械工業 <6302> 5,559円 +120 円 (+2.2%) 本日終値
住友重機械工業<6302>は続伸。SMBC日興証券が18日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を4800円から6900円へ引き上げた。構造改革による収益性改善を評価。カタリストはメカトロニクス事業とインダストリアルマシナリー事業の収益性改善、26年12月期末の新中計でのROE改善施策とした。
■フリービット <3843> 1,483円 +32 円 (+2.2%) 本日終値
フリービット<3843>が4日続伸。18日の取引終了後に集計中の26年4月期連結業績について、売上高が従来予想の600億円から625億円(前の期比13.5%増)へ、営業利益が61億円から66億5000万円(同13.0%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。5Gインフラ支援事業におけるMVNO向け事業支援サービスの伸長や、5G生活様式支援事業における集合住宅向けインターネットサービスの拡大、企業・クリエイター5G DX支援事業におけるアフィリエイト事業の取引規模拡大などにより全セグメントで増収となったことが貢献した。また、グループ一体運営による販管費率の改善が進んだことも寄与した。
■鶴見製作所 <6351> 2,281円 +29 円 (+1.3%) 本日終値
鶴見製作所<6351>が6日続伸。18日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米国の投資顧問会社ダルトン・インベストメンツによる株式保有割合が12.69%から13.71%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は長期的保有とし、「更に発行者、その役員・取締役、他の株主などとの間で、発行者のコーポレートガバナンス、取締役会の構成、経営、事業、財務状況及び戦略に関して、建設的な対話を行うことを求めていく可能性がある」としており、報告義務発生日は6月11日となっている。
■コスモHD <5021> 3,775円 +46 円 (+1.2%) 本日終値
コスモエネルギーホールディングス<5021>は底堅く推移。18日取引終了後、長期ビジョン「Vision 2035」と2026~28年度を対象とした第8次連結中期経営計画を策定したと発表した。在庫影響を除く純利益を28年度に860億円、35年度に1250億円とする目標を掲げた。長期ビジョンでは「石油と次世代エネルギーの取り組み一体化」「資源開発の拡大」「電力サプライチェーンの拡大」「NeXTグロースへの挑戦」の4項目を挙げ、持続的な企業価値向上を目指すとした。NeXTグロースとは、AIや半導体、データセンターなど電力需要増加を牽引する市場に関連して成長が見込まれる事業の総称のこと。この実現に向けた最初の3年間である第8次中計では収益力を最大化し、成長投資を積極化させる方針を明示。また、3カ年累計で60%以上の総還元性向、1株当たり165円以上の配当継続などを掲げた。
■プレミアムW <2588> 3,460円 +40 円 (+1.2%) 本日終値
プレミアムウォーターホールディングス<2588>が底堅い動き。この日午後、日本航空<9201>と共同で新サービス「JALウォーター」を開始すると発表しており、好材料視された。新サービスは、JALマイレージバンク(JMB)会員向けにJALのマイルが貯まるサービス。非加熱処理を施した高品質な天然水を自宅まで届ける天然水ウォーターサーバーや高性能フィルターでろ過した水を利用できる浄水型ウォーターサーバーをそろえており、利用者のライフスタイルに合わせて選ぶことができる。また、新規契約時及び毎月の利用に応じてJALのマイルが貯まる特典も提供する。
■コーテクHD <3635> 1,447円 +14.5 円 (+1.0%) 本日終値
コーエーテクモホールディングス<3635>がしっかり。この日、歴史シミュレーションゲーム「三國志14」シリーズの世界累計出荷本数が100万本を突破したと発表したことが好材料視された。また、同シリーズ最新作「三國志14 with パワーアップキット Complete Edition」を9月10日に発売するとあわせて発表した。
■ケイアイスター不動産 <3465> 3,895円 +20 円 (+0.5%) 本日終値
ケイアイスター不動産<3465>が3日続伸。午後2時ごろに、同社のオーストラリア現地法人と現地企業との合弁会社マンコープ社が、メルボルン中心エリアから北にあるエピング地域で新たに合計約110区画の住宅開発用地を確保したと発表しており、これが好材料視された。同地域は、メルボルン北部エリアで最も急速に成長しているエリアの一つで、大型ショッピングセンターや駅など既存インフラに加えて、オーストラリアらしい豊かな自然と触れ合える環境があり、子育て世代を中心に暮らしやすい地域として人気があることから、同地域の開発により、海外事業の成長加速が期待されている。
■住友金属鉱山 <5713> 8,607円 -666 円 (-7.2%) 本日終値 東証プライム 下落率8位
住友金属鉱山<5713>が3日ぶりに急反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て金融市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が強まっている。FRBのウォーシュ新議長は自ら金利予想を示さなかったことが明らかになったが、会合参加者の予想する年末の金利水準は前回のFOMCから切り上がったことに対してもサプライズ視する向きがあり、金先物相場に関しては金利が付かないという点で相対的に投資妙味が低下したとの受け止めから下押し圧力が掛かっている。これに伴って、株式市場では金関連銘柄として位置づけられる住友鉱の買い持ち高を圧縮する目的の売りがかさんだようだ。SPDRゴールド・シェア<1326>やWisdomTree 金上場投資信託<1672>や純金上場信託(現物国内保管型)<1540>も安い。
株探ニュース