前週末19日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■住友鉱 <5713> 8,607円 (-666円、-7.2%)
東証プライムの下落率8位。住友金属鉱山 <5713> [東証P]が3日ぶり急反落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て金融市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が強まった。FRBのウォーシュ新議長は自ら金利予想を示さなかったことが明らかになったが、会合参加者の予想する年末の金利水準は前回のFOMCから切り上がったことに対してもサプライズ視する向きがあり、金先物相場に関しては金利が付かないという点で相対的に投資妙味が低下したとの受け止めから下押し圧力が掛かった。これに伴って、株式市場では金関連銘柄として位置づけられる住友鉱の買い持ち高を圧縮する目的の売りがかさんだようだ。SPDRゴールド・シェア <1326> [東証E]やWisdomTree 金上場投資信託 <1672> [東証E]や純金上場信託(現物国内保管型) <1540> [東証E]も安かった。
■ベイカレント <6532> 5,437円 (-344円、-6.0%)
ベイカレント <6532> [東証P]が4日ぶり急反落。前日18日の米国株市場でコンサルティング大手のアクセンチュア <ACN> が急落した。決算発表とあわせて通期見通しを引き下げたことが嫌気されたもよう。これを受け、19日の東京市場では同業銘柄に売りが波及し、国内大手のベイカレントをはじめ、ノースサンド <446A> [東証G]、グロービング <277A> [東証P]などが値下がりした。
■フリュー <6238> 1,325円 (-56円、-4.1%)
フリュー <6238> [東証P]が大幅安。18日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高は前年同月比1.6%増と4ヵ月連続で前年実績を上回ったものの、4月の同17.8%増から伸び率が鈍化していることが嫌気されたようだ。国内クレーンゲーム景品が好調で世界観ビジネスが同4.3%増と伸長したほか、消耗品の増加やピクトリンク価格統一の影響でガールズトレンドビジネスも同7.2%増となったが、ニュービジネス分野が苦戦した。
■サンエー <2659> 3,095円 (-80円、-2.5%)
サンエー <2659> [東証P]が反落。大和証券は18日、同社株のレーティングを5段階で最上位の「1(買い)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き下げた。目標株価は3550円(従来3400円)とした。レーティングは、現在の株価水準や投資先行局面が続くことを考慮した。同社は沖縄最大手の小売り企業で総合スーパーや外食などを展開。26年2月期の連結営業利益は前の期比0.9%増だったが、同証券では今来期も営業増益を見込んでおり、商品力・生産性向上による中長期成長に期待している。
※19日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース