話題株ピックアップ【夕刊】(2):東京きらぼし、住友ベ、堀場製
■東京きらぼし <7173> 13,910円 +580 円 (+4.4%) 本日終値
東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>が買われ、上場来高値を更新した。地銀株を中心に投資するありあけキャピタル(東京都中央区)が東京きらぼしの株式について、新たに5%を超えて保有していることが24日の取引終了後に明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。同日、関東財務局に提出された大量保有報告書で判明した。ありあけキャピタルの保有割合は5.24%。報告義務発生日は17日。保有目的については純投資を基本とし、投資先企業の中長期的な企業価値向上に資すると判断した場合、対話を通じた助言を行うほか、資本政策や組織再編、その他の経営施策に関する提案を行うことがあるとしている。
■住友ベークライト <4203> 7,592円 +313 円 (+4.3%) 本日終値
住友ベークライト<4203>は3日ぶりに反発。この日、半導体封止材を手掛ける中国グループ会社の蘇州住友電木が生産能力を増強すると発表しており、これを好感した買いが入った。生成AIの急速な普及などに伴う中国における半導体需要の拡大に対応するのが目的で、半導体封止用エポキシ樹脂成形材料の生産ラインを追加し、中国での生産能力を約30%増強する。なお、稼働開始は28年12月ごろを予定している。
■堀場製作所 <6856> 28,580円 +1,155 円 (+4.2%) 本日終値
堀場製作所<6856>が高い。同社はきょう、自社の製品を中東地域で代理販売してきたアラブ首長国連邦(UAE)のファンダ・サイエンティフィック・エキュイップメント・トレーディングの事業を買収することで合意したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。買収完了は7月中となる見込みで、これを機に中東におけるエネルギートランジション(化石燃料に依存したエネルギー供給から再生可能エネルギーや低炭素エネルギーへの移行プロセス)分野に本格参入する方針。将来的にはUAEを中東ビジネスのハブと位置づけ、同地域での売上高を25年実績の約13億円から30年に30億円へ引き上げるとしている。
■ミズノ <8022> 3,480円 +105 円 (+3.1%) 本日終値
ミズノ<8022>は大幅高。きょう、投資顧問業の米グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニーによる株式保有比率が5.01%から6.08%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局へ提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月18日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこともありうる」としている。
■GMO-PG <3769> 8,277円 +162 円 (+2.0%) 本日終値
GMOペイメントゲートウェイ<3769>とGMOフィナンシャルゲート<4051>がともに高い。午後3時ごろ、三井不動産商業マネジメント(東京都中央区、以下MFSM)が運営する商業施設に両社の決済プラットフォームが採用されたと発表しており、好材料視された。MFSMは、三井不動産<8801>グループが手掛ける「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」などの商業施設の管理運営を行う企業。今回の採用により、MFSMが運営する商業施設約80施設を対象に約1万5000台の端末を順次納入し、26年6月末以降、各施設の導入計画に応じて段階的に本格稼働を進めるとしている。
■KHネオケム <4189> 2,961円 +43 円 (+1.5%) 本日終値
KHネオケム<4189>が4日続伸。24日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が17.59%から18.24%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は6月17日となっている。
■綜研化学 <4972> 3,305円 +35 円 (+1.1%) 本日終値
綜研化学<4972>が5日ぶりに反発。24日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに本拠を置く投資運用会社アクシウム・キャピタルの株式保有割合が17.87%から18.93%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「純投資として長期的に保有することを基本方針とするが、さまざまな状況を考慮し事業ポートフォリオの見直し、発行者のガバナンス体制の改善、資本政策の見直し、上場に関する方針などに関する重要提案行為を行う可能性がある」としており、報告義務発生日は6月17日となっている。
■PAコンサル <4071> 2,520円 +26 円 (+1.0%) 本日終値
プラスアルファ・コンサルティング<4071>が続伸。この日、次世代トレーニングソリューション「AIトークトレ」が富士電機<6504>に採用されたと発表しており、好材料視された。「AIトークトレ」は、実際の顧客応対に近いリアルなペルソナを生成AIで再現し、実践的な応対練習を可能にする対話力向上支援サービス。富士電機では「AIトークトレ」を活用し、顧客からの主要な問い合わせや優秀なオペレーターの対応履歴などの実データをもとに、効果的なヒアリング手法や原因特定が難しいケースのシナリオを生成し、これらをもとにAIが顧客の利用シーンや症状の伝え方などを再現。自社製品を実際に使用するユーザーのようなリアルな対話を実現することで、オペレーターは心理的負担を感じることなく、実践的な訓練を通じて専門知識の定着と問題解決力の向上を図ることが可能になるとしている。
■淺沼組 <1852> 815円 +8 円 (+1.0%) 本日終値
淺沼組<1852>は続伸。午後1時ごろに自社株買いを実施すると発表しており好材料視された。上限を30万株(自己株式を除く発行済み株数の0.37%)、または2億7000万円としており、取得期間は7月1日から7月31日まで。役員向け譲渡制限付株式報酬制度及び従業員向け譲渡制限付株式報酬制度に関連して交付される株式として活用するために取得するとしている。
■日産自動車 <7201> 302円 +1 円 (+0.3%) 本日終値
日産自動車<7201>が高い。ロイター通信が25日、米新興防衛企業のアンドゥリル・インダストリーズが、日産自の追浜工場の取得に向けて協議をしていることが分かった、と報じた。これに反応した買いが入り、日中高値をつけた。記事は、アンドゥリルが検討する取得額は分かっていないとしつつ、取得にあたってはアンドゥリルが自衛隊からどの程度の規模のドローンを受注できるかが重要になると関係者は説明したとしている。
株探ニュース