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話題株ピックアップ【昼刊】:伊勢化、PowerX、ルネサス

注目
2026年6月26日 11時40分

■伊勢化学工業 <4107>  4,385円  +700 円 (+19.0%) ストップ高   11:30現在

伊勢化学工業<4107>がストップ高の水準となる4385円に買われた。同社は26日寄り前、米セレクト・ウォーター・ソリューションズ<WTTR>との間で、米国における油田かん水からヨウ素を抽出・商業化する事業に関する契約を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。今後のヨウ素需要の拡大に備えるのが狙い。契約期間は初期として10年間で、最大20年間まで延長が可能。目標生産量は2030年の時点で年間約3000MT。テキサス州にて第1サテライトプラントの建設を始め、順次米国各地で生産拠点拡大を進める。設備投資は伊勢化が負担する。

■宮越ホールディングス <6620>  858円  +101 円 (+13.3%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位

宮越ホールディングス<6620>は一時ストップ高。この日午前10時ごろ、27年3月期連結業績予想について売上高を20億円から35億円(前期比9.0倍)へ、営業損益を7億円の赤字から1億5000万円の黒字(前期3億3300万円の赤字)へ上方修正すると発表した。従来予想から一転黒字となる見通しとなり、これがポジティブサプライズとなる形で買いを呼び込んでいるようだ。今後の成長の中核を担う半導体・ロボティクス新規事業を巡り、受注が当初計画を上回る見込みのため。メモリー半導体の調達先として中国メーカーとの交渉が具体化し、安定的な供給体制の構築に向けた見通しが立ちつつあるとともに、販売先である日本企業との大口商談も順調に進展しているという。

■パワーエックス <485A>  2,050円  +128 円 (+6.7%)  11:30現在

パワーエックス<485A>が大幅反発している。25日の取引終了後に、26年12月期の連結業績予想について、売上高を380億円から400億円(前期比2.1倍)へ上方修正したことが好感されている。蓄電システム事業における足もとの受注状況や、生産の進捗などを受けて売上高見通しを再精査したという。なおサーバー機器、蓄電システム、電源・冷却設備その他の検証設備を含む追加投資を行うため、営業利益20億~25億円(前期6億7700万円の赤字)、最終利益10億~15億円(同16億4600万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。

■ルネサス <6723>  5,110円  +266 円 (+5.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位

ルネサスエレクトロニクス<6723>が続急伸している。同社は25日、投資家向け説明会を開催。英語の資料をホームページで公開した。AIインフラ向けの事業機会が中長期的に拡大する見通しを示している。同社製品がAIサーバーなどに向け販売が拡大するとの期待が膨らむ形となり、買いが集まったようだ。国内大手証券による目標株価の引き上げも株価の刺激材料となったとみられている。

■TOREX <6616>  2,683円  +98 円 (+3.8%)  11:30現在

トレックス・セミコンダクター<6616>が全体リスクオフ相場に逆行し、一時6.4%高と値を飛ばした。5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現で上値指向が強い。電源ICで強みを発揮するファブレスメーカーだが、アナログ半導体のエキスパートでもあり、近年はAIデータセンターのインフラ加速を背景に持ち前の小型化・省電力技術で商機が高まる方向にある。27年3月期はトップラインの2ケタ増収効果に加え、利益率改善で営業利益は前期比20%増の13億円を見込んでいる。需給面では浮動株比率が低く品薄感があり、大口投資資金の手替わりの思惑なども背景に上値指向が強い。

■ミダックHD <6564>  1,979円  +68 円 (+3.6%)  11:30現在

ミダックホールディングス<6564>が反発している。この日、連結子会社の大平興産が保有する既存管理型最終処分場「大塚山クリーンセンター」について、埋立容量の増量に向けた調整を実施すると発表した。ミダックが保有する既存管理型最終処分場の「奥山の杜クリーンセンター」よりも許可容量の大きい施設となる見込みで、今後予想される関東圏からの旺盛な埋立需要に対応することで、中長期な収益基盤の強化につながるとの期待から買われているようだ。

■芝浦機械 <6104>  4,545円  +115 円 (+2.6%)  11:30現在

芝浦機械<6104>は続伸している。25日の取引終了後、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが芝浦機株を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、オアシスの保有割合は5.23%から6.76%に上昇した。報告義務発生日は18日。同報告書において「株主価値を守るため、重要提案を行うことがある」と記載している。

■MIXI <2121>  2,583円  +31 円 (+1.2%)  11:30現在

MIXI<2121>が4日ぶりに反発している。25日の取引終了後に持ち分法適用関連会社ビットバンクの保有株式の全てをSBIホールディングス<8473>子会社のSBICAHに売却すると発表。これに伴い、27年3月期に関係会社株式売却益122億3100万円を特別利益として計上するとしたことが好材料視されている。なお、27年3月期業績予想への具体的な影響額は精査中としている。

■ニップン <2001>  2,831円  +26 円 (+0.9%)  11:30現在

ニップン<2001>が地合い悪に抗して頑強な値動き。寄り後早々に61円高の2866円まで上値を伸ばし、今年3月2日につけた上場来高値2880円に肉薄する場面があった。その後は伸び悩んでいるものの、前日終値を上回る水準で根強い買いを誘導している。製粉業界大手で加工食品も強い。27年3月期は減益予想ながら、PBRが0.8倍台と解散価値を下回っており、水準訂正余地が意識されている。そうしたなか、旧村上ファンド系アクティビストのストラテジックキャピタルが25日付で提出した大量保有報告書によると、ストラテジックキャピタルが保有するニップン株式の保有比率が5.09%と新たに5%を超過したことが判明した。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為等を行うこと、並びに純投資」としており、これが同社株の先高期待につながっている。

■INPEX <1605>  3,312円  +25 円 (+0.8%)  11:30現在

INPEX<1605>が3日ぶりに反発。25日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日比1.58ドル高の1バレル=71.92ドルと反発した。一時68.90ドルと2月27日以来の安値に下落したが、ホルムズ海峡のオマーン側を通行しようとしていたシンガポール船籍のタンカーがイランから攻撃を受けたとの報道を受け、WTI価格は上昇した。原油高を受け石油資源開発<1662>やENEOSホールディングス<5020>も値を上げている。

■西部技研 <6223>  2,450円  +9 円 (+0.4%)  11:30現在

西部技研<6223>が続伸している。25日の取引終了後に半導体工場向けの大型案件を受注したと発表したことが好感されている。今回受注したのは、台湾大手ファウンドリ向けのVOC(揮発性有機化合物)濃縮カセットで、受注金額は約15億8000万円。26年12月期第3四半期から27年12月期第4四半期の納入を予定しており、26年12月期の売り上げ分は業績予想に織り込み済みとしている。

■スタティアH <3393>  2,976円  +6 円 (+0.2%)  11:30現在

スターティアホールディングス<3393>が3日続伸している。25日の取引終了後、子会社スターティアがセントラルグラフィックセンター(名古屋市東区)からITインフラ関連事業を譲受すると発表しており、業績への貢献が期待されている。セントラルグラフィックセンターはオフィスソリューション及び印刷・デザイン関連のソリューションを含むITインフラ分野において、約1000社の顧客基盤を有しており、今回の事業譲受により名古屋市を中心とする中部地域における新規顧客の獲得やクロスセルによる新規顧客との取引拡大により、既存ビジネスのスケールメリットが享受できると判断した。なお、同件による業績への影響は現時点では軽微としている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,246円  -872 円 (-12.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位

ソフトバンクグループ<9984>が3日ぶりに急反落している。ソフトバンクGが出資する米オープンAIに関して、IPO(新規株式公開)を来年まで延期すること検討していると、米紙ニューヨーク・タイムズが現地時間25日に報じた。ソフトバンクG株については前日に大幅高となった反動に加え、オープンAIの上場シナリオを巡る不透明感が意識される格好となり、売りが優勢となった。

■パソナグループ <2168>  1,375円  -85 円 (-5.8%)  11:30現在

パソナグループ<2168>は続落し、年初来安値を更新した。25日の取引終了後、26年5月期の連結業績について、売上高が前回予想の3100億円から3085億円(前の期比0.2%減)、営業損益が5億円の黒字から11億5000万円の赤字(前の期は12億3700万円の赤字)、最終損益が18億円の赤字から33億円の赤字(同86億5800万円の赤字)に下振れして着地したようだと発表した。営業損益は黒字転換の見通しから一転し赤字での着地となっており、嫌気した売りが優勢になっている。キャリアソリューションの人材紹介事業は売り上げがピークとなる第4四半期(3~5月)において、期初から起きた生産性低下からの回復が想定より進まなかった。エキスパートソリューション(人材派遣)ではゴールデンウイークの有給取得が予想より多かったうえ、稼働者数の伸びが想定に届かなかった。そのほか、地方創生・観光ソリューションで新たに手掛けたゲーム事業も計画通りに進まず、営業損益を押し下げた。

■平和堂 <8276>  2,434円  -127 円 (-5.0%)  11:30現在

平和堂<8276>は大幅反落。25日取引終了後、第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算を発表。売上高は1121億9900万円(前年同期比3.4%増)、純利益は11億8600万円(同45.3%減)だった。新店や既存店が伸長した一方、粗利益率が低下。営業外収益や特別利益を計上した前年同期の反動もあった。これが嫌気されている。

■アクリート <4395>  787円  +100 円 (+14.6%) ストップ高買い気配   11:30現在

アクリート<4395>に物色人気集中。スマートフォンのショートメッセージサービス(SMS)配信代行サービスの最大手だが、近年は認証用途で同社の商機が高まっている。また、新たなAIインフラビジネスも収益貢献が著しい。生成AIブームが加速するなか、GPUサーバーの調達販売が急拡大しているほか、データセンター基盤構築などでビジネスチャンスを広げている。そうしたなか、25日取引終了後、コンテナ型データセンター事業をITインフラ企業のゲットワークス(東京都千代田区)と共同で開始することを発表した。今後5年間で50億~100億円の売上規模を目指すとしている。これが強力な株価刺激材料となり、投資資金の攻勢を誘っている。

●ストップ高銘柄

ジーネクスト <4179>  539円  +80 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在

など、3銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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