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話題株ピックアップ【夕刊】(3):信越化、中外薬、イビデン

注目
2026年7月27日 15時49分

■信越化学工業 <4063>  6,146円  -556 円 (-8.3%)  本日終値  東証プライム 下落率3位

信越化学工業<4063>は大幅に4日続落。前週末24日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の発表にあわせて、未定としていた通期業績予想を開示した。売上高予想は2兆7000億円(前期比4.9%増)、営業利益予想は7000億円(同10.2%増)とした。同じく未定だった年間配当予想は中間・期末各58円の合計116円(前期は106円)としており、物足りなさを意識した投資家の売りが優勢となった。4~6月は売上高が6624億2400万円(前年同期比5.4%増)、営業利益が1737億9800万円(同4.2%増)だった。AI関連分野の活況が続くなか、半導体材料の売り上げが拡大し、主力の電子材料事業が大幅な増収増益を達成。高付加価値品群が伸びた機能材料事業、半導体ウエハー関連容器の需要が堅調だった加工・商事・技術サービス事業も増収増益で業績に貢献した。一方、塩化ビニルの価格が5月後半にアジアと周辺地域で下振れした生活環境基盤材料事業は大幅減益での着地となった。

■中外製薬 <4519>  6,848円  -568 円 (-7.7%)  本日終値  東証プライム 下落率4位

中外製薬<4519>が大幅反落し年初来安値を更新した。前週末24日の取引終了後に発表した6月中間期連結決算は、売上高6633億3100万円(前年同期比14.7%増)、営業利益3196億2300万円(同16.9%増)、純利益2317億4900万円(同19.2%増)と2ケタ増益で着地したものの、目先の材料出尽くし感が強まったようだ。国内は薬価改定や後発品浸透などの影響を受けたものの、オンコロジー(がん)領域の「ポライビー」や「フェスゴ」、スペシャリティ領域で眼科領域の「バビースモ」や「エンスプリング」などの主力品が伸長。また海外は、主にロシュ向けの「ヘムライブラ」輸出やガルデルマ向けの「NEMLUVIO」輸出の数量が増加したほか、為替影響もあり好調に推移した。また、「ヘムライブラ」「NEMLUVIO」に関するロイヤルティー収入も増加した。なお、26年12月期通期業績予想は、売上高1兆3450億円(前期比6.9%増)を予想。コア営業利益6700億円(前期比7.5%増)、コア純利益4850億円(同7.5%増)の従来見通しを据え置いている。

■イビデン <4062>  16,700円  -670 円 (-3.9%)  本日終値

イビデン<4062>が大幅安で3日続落。前週末24日の米株式市場でインテル<INTC>株が23日比7.89%安と急落したことで、インテルを主な取引先とする同社株にも連想売りが出たようだ。

■INPEX <1605>  3,652円  -109 円 (-2.9%)  本日終値

INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月限が日本時間27日早朝に一時1バレル=83.10ドルと急落した。先週末24日の清算値(終値に相当)は前日比2.88ドル安の89.31ドルだった。米ニューヨーク・タイムズが25日、トランプ米大統領はイランへの大規模攻撃を当面見送る方針だと報じた。イラン情勢への緊張緩和期待が浮上したことから、原油先物相場は大幅安となった。これを受け、INPEXや石油資源への売りが膨らんだ。

■キオクシア <285A>  54,550円  -1,460 円 (-2.6%)  本日終値

キオクシアホールディングス<285A>は売り優勢。寄り付きは押し目買いで高く始まったが、追い証回避目的の売り圧力が拭えないなか上値は重い状況にある。株価は中期波動の分水嶺である75日移動平均線を再び下放れる気配もあり要警戒場面に。直近、世界最大級のプライベートエクイティファンドでキオクシアの大株主である米ベインキャピタルが同社株式の売却によって約2兆5000億円の売却益を得たことが報じられている。PEファンドの国内案件としては、過去最大のエグジット(リターン)となったことは、ベインにとっては高値で見事に売り抜けた格好だが、キオクシアの株価先行きに対しては一段と上値が重いイメージを植え付けるネガティブ材料として作用しやすい。信用買い残も依然として高水準で、市場では見切り売りを誘発する懸念も取り沙汰されている。

■Defコン <4833>  48円  +5 円 (+11.6%)  本日終値

24日に発表した「AIエージェント導入支援の提供開始」が買い材料。

AIエージェント導入支援のサービスメニューを体系化し提供を開始。総合コンサルとして戦略策定から運用定着まで一気通貫で支援。

■サクシード <9256>  2,346円  +226 円 (+10.7%)  本日終値

サクシード<9256>が7日ぶりに反発。東京証券取引所が前週末24日の取引終了後に、同社株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を27日売買分から解除すると発表。また、日本証券金融も27日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが流入したようだ。

■ジェイフロンティア <2934>  1,805円  +89 円 (+5.2%)  本日終値

ジェイフロンティア<2934>が大幅反発。午前9時ごろに、地域物流を集約・効率化する新スマート物流「SkyHub」事業やドローン運航事業を展開するエアロネクスト(東京都渋谷区)と「空から支える地域医療インフラ」の実現に向けて業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。今年4月の医療法改正を受けて、地域医療DX及び持続可能な医療提供体制の実現に向けたオンライン診療とドローン物流を融合した「メディカル・ドローンデポ」を共同構築するのが狙い。ジェイフロのオンライン診療・オンライン服薬指導サービス「SOKUYAKU」とエアロネクストの「SkyHub」を連携させることで、オンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品配送までをシームレスにつなぐ新たな地域医療提供モデルの社会実装を推進する。

●ストップ高銘柄

フィーチャ <4052>  401円  +80 円 (+24.9%) ストップ高   本日終値

アイズ <5242>  2,709円  +500 円 (+22.6%) ストップ高   本日終値

カバー <5253>  1,650円  +300 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値

誠建設工業 <8995>  943円  +150 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値

エスポア <3260>  742円  +100 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値

以上、5銘柄

●ストップ安銘柄

綜研化学 <4972>  3,095円  -700 円 (-18.5%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

株探ニュース

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