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米国株式市場見通し:ハイパースケーラー株高が半導体株反発のリード役となるか

市況
2026年8月1日 15時56分

米国市場でも半導体関連株のリバウンド継続の有無に関心が向かうとみられるが、決算発表を通過して、ハイパースケーラーの過剰投資懸念が後退しつつあることはポジティブ視できよう。6月の軟調推移が7月の半導体株全般の調整へとつながっていった印象も強いハイパースケーラー株だが、足下では上昇基調を強め、今後は逆に半導体株リバウンドのリード役となっていく可能性があろう。SOX指数は一時3月末からの上昇幅の半値押しと調整一巡感があり、25日線との乖離も引き続き大きく、目先はリバウンド継続の余地があるとみておきたい。週末には、米国とイスラエルが近くイランのエネルギー関連施設に過去最大級の爆撃を加える計画を進めていると伝わっている。株式市場のリスク要因ではあるが、地政学リスクが高まっている場面は、半導体関連株への一極集中に向かわせやすい点も注目される。

今週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利が据え置かれ、3名が利上げを支持して金利据え置きに反対票を投じたが、ほぼ市場想定通りであったとみられる。ウォーシュ連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見は、これまでの発言から一段と踏み込む形にはならず、ややハト派的との受け止め方もあった。ただ、ウォーシュ議長は出席予定であるジャクソンホール会合において「可能であれば、大きな問いも提起したい」とも発言しており、FOMCの開催頻度削減を提案と伝わっていることも合わせ、むしろ、市場とのコミュニケーションに対する懸念が高まる状況になっている。こうした不確実性は、9月の追加利上げ実施の可能性も想起させるなど、長期金利上昇の余地を広げさせる公算がある。

経済指標は、3日に7月ISM製造業景気指数、7月自動車販売台数、4日に6月貿易収支、6月JOLTS求人件数、6月製造業受注、5日に7月ADP雇用統計、7月ISM非製造業景気指数、6日に新規失業保険申請件数、7日に6月消費者信用残高、7月雇用統計などが発表される。

主な決算発表は、3日にパランティア・テクノロジーズ、バーテックス・ファーマシューティカルズ、オン・セミコンダクター、4日にAMD、アムジェン、アリスタネットワークス、キャタピラー、ギリアド・サイエンシズ、マクドナルド、メルク、ファイザー、スペースX、エレクトロニック・アーツ、デュポン、シスコ、5日にウォルト・ディズニー、イーライリリー、ウエスタン・デジタル、ウーバー、グッドイヤーなどが予定されている。

《FA》

提供:フィスコ

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