話題株ピックアップ【夕刊】(3):ノリタケ、ユーグレナ、新東工
■ノリタケ <5331> 3,860円 +300 円 (+8.4%) 本日終値
ノリタケ<5331>が鮮烈な切り返し。7月末を境に底入れ反転の動きを明示したが、前週後半にひと押し入れていた。きょうは3営業日ぶりに改めて大口の買いを呼び込んでいる。一時17.6%高の4185円まで駆け上がる場面があった。同社は陶磁器産業に君臨する森村グループの中核企業として存在感を示すが、食器製造で鍛え上げたセラミックス技術をベースに、自動車向けやAIデータセンター関連の積層セラミックコンデンサー(MLCC)用電子ペーストが高水準の伸びを示しており、マーケットの注目を浴びている。そうしたなか、前週末7日取引終了後に同社は27年3月期第1四半期(26年4~6月)決算の発表と合わせ、通期業績予想の上方修正を発表した。売上高は従来予想の1500億円から1575億円(前期比10%増)、営業利益は115億円から130億円(同17%増)に増額した。更に今期年間配当は、従来計画の100円から120円に上方修正したこともポジティブサプライズとなった。株式分割を考慮すると前期実績からは実質30円の大幅増配となる。配当利回りも3%前後まで高まり、中期スタンスでバリューシフトに動く投資資金を誘引する格好となった。
■ユーグレナ <2931> 368円 +28 円 (+8.2%) 本日終値
7日に決算を発表。「上期経常が46%増益で着地・4-6月期も26%増益」が好感された。
ユーグレナ <2931> [東証P] が8月7日大引け後(15:30)に決算を発表。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比45.8%増の17億円に拡大し、通期計画の28億円に対する進捗率は61.0%に達し、さらに前年同期の49.6%も上回った。
■新東工業 <6339> 1,270円 +94 円 (+8.0%) 本日終値
7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地」が好感された。
新東工業 <6339> [東証P] が8月7日大引け後(15:40)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の13.9億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の25億円に対する進捗率は55.6%に達したものの、5年平均の75.2%を下回った。
同時に発表した「2.09%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の2.09%にあたる110万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月10日から27年3月31日まで。
■セントラル硝子 <4044> 4,620円 +340 円 (+7.9%) 本日終値
セントラル硝子<4044>が後場動意づき、年初来高値を更新した。同社はきょう午後1時ごろ、27年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の100億円から110億円(前期比9.7%増)に引き上げた。売上高予想も1640億円から1675億円(同15.9%増)に上方修正。電子材料における一部特殊ガス製品の原材料費高騰に伴う販売価格の適正化などが主な要因だとしている。
■ミラースHD <8897> 443円 +32 円 (+7.8%) 本日終値
7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
MIRARTHホールディングス <8897> [東証P] が8月7日大引け後(17:00)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は30.3億円の黒字(前年同期は8.1億円の赤字)に浮上し、通期計画の121億円に対する進捗率は25.1%に達し、5年平均(ただし赤字期を除く)の6.5%も上回った。
同時に発表した「株主優待制度を導入」も買い材料。
株主優待制度を導入。毎年9月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて株主優待ポイント(3000~2万3000ポイント)を付与する。
■京三製作所 <6742> 994円 +70 円 (+7.6%) 本日終値
7日に決算を発表。「上期経常を一転黒字に上方修正」が好感された。
京三製作所 <6742> [東証P] が8月7日大引け後(15:30)に決算を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4.9億円の黒字(前年同期は12.1億円の赤字)に浮上して着地した。併せて、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の2.9億円の赤字→4億円の黒字(前年同期は11.2億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
■東プレ <5975> 3,225円 +225 円 (+7.5%) 本日終値
東プレ<5975>が大幅高で4連騰。2018年5月以来、およそ8年3カ月ぶりの高値圏で推移している。前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比14.2%増の1006億4600万円、最終利益は同3.2倍の65億6200万円となった。大幅な最終増益で着地したことが評価された。プレス関連製品事業は米国での物量が増加し堅調に推移した。定温物流関連事業では冷凍車部門において小型車の販売台数が増加。このほか、空調機器部門や電子機器部門も増収・営業増益となった。なお、同社は未定としていた9月中間期の業績予想を公表。売上高は同12.5%増の2000億円、最終利益は同10.8%増の80億円の見通しとした。通期の業績予想は据え置いた。
■NXHD <9147> 5,575円 +375 円 (+7.2%) 本日終値
7日に決算を発表。「今期最終を17%上方修正」が好感された。
NIPPON EXPRESS ホールディングス <9147> [東証P] が8月7日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比2.9倍の242億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の600億円→700億円(前期は26.9億円)に16.7%上方修正し、増益率が22倍→26倍に拡大する見通しとなった。
■パーソルHD <2181> 282.2円 +18.9 円 (+7.2%) 本日終値
7日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は14%増益で着地」が好感された。
パーソルホールディングス <2181> [東証P] が8月7日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。27年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比14.3%増の121億円に伸び、4-9月期(上期)計画の230億円に対する進捗率は53.0%となり、4年平均の52.9%とほぼ同水準だった。
■ネクセラファーマ <4565> 926円 +61 円 (+7.1%) 本日終値
7日に決算を発表。「上期最終が黒字浮上で着地・4-6月期は赤字縮小」が好感された。
ネクセラファーマ <4565> [東証P] が8月7日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終損益は15.9億円の黒字(前年同期は31.3億円の赤字)に浮上して着地した。
■Waqoo <4937> 1,968円 +400 円 (+25.5%) ストップ高 本日終値
Waqoo<4937>がストップ高。前週末7日の取引終了後、26年9月期第3四半期累計(25年10月~26年6月)の連結決算発表にあわせて、通期の業績予想の上方修正と株主優待制度の導入を発表し、材料視された。今期の売上高予想は従来の見通しから2億5000万円増額して27億5000万円(前期比40.2%増)、最終利益予想は1億6000万円増額して4億1000万円(同9.3倍)に引き上げた。同社は「湘南美容クリニック」を展開するSBCメディカル・グループ・ホールディングス<SBC>が筆頭株主。SBCメディカルグループとの連携により収益機会が拡大したほか、事業運営の効率化や固定費の最適化が想定以上に進んでおり、業績予想を引き上げた。株主優待制度は、9月末時点で100株以上保有する株主を対象に、湘南美容クリニックや湘南美容歯科、湘南AGAクリニックの治療・薬品代に利用できる10%割引チケットを贈呈するという内容。第3四半期累計の売上高は20億3900万円(前年同期比54.9%増)、最終損益は3億9200万円の黒字(前年同期は6100万円の最終赤字)だった。
■ダイジェット工業 <6138> 1,572円 +300 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値
ダイジェット工業<6138>がストップ高。同社は前週末7日の取引終了後、27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。今期の最終利益予想は従来の3億円から8億5000万円(前期比8.4%増)に見直し、減益見通しから一転、増益を計画する。期末一括配当予想は従来の見通しから35円増額し70円(同15円増配)に修正。これらをポジティブ視した買いが優勢となっている。今期の売上高予想は96億円から102億円(同9.8%増)に引き上げた。主原料のタングステン価格の高騰を背景に値上げを実施し、その効果が現れる。今後は原価の大幅な上昇が見込まれるとしながらも、受注環境などを踏まえ通期の業績予想を見直した。4~6月期の売上高は27億9900万円(前年同期比25.2%増)、最終利益は4億5100万円(同2.8倍)だった。
■内外テック <3374> 4,210円 +700 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
内外テック<3374>はストップ高。7日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、売上高を406億円から509億円(前期比56.1%増)へ、営業利益を15億円から25億6000万円(同82.5%増)へ、純利益を10億円から16億8000万円(同72.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を110円から144円(前期105円)へ引き上げたことが好感された。第1四半期において、AI・データセンター投資の急拡大を背景とした半導体メーカーの積極的な設備投資が継続し、販売事業・受託製造事業がともに計画を上回る水準で推移したことが要因。また、第2四半期以降においても、原材料価格や人件費の上昇といったコスト面の不安定要素はあるものの、AI関連を中心とした半導体需要の拡大基調が継続し、グループの受注高も堅調に推移していることが寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高115億3600万円(前年同期比59.9%増)、営業利益5億9000万円(同7.1倍)、純利益3億6300万円(同7.7倍)だった。
■エノモト <6928> 3,070円 +503 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
エノモト<6928>はストップ高。午後1時ごろに27年3月期の連結業績予想について、売上高を320億円から340億円(前期比11.8%増)へ、営業利益を20億円から24億円(同45.4%増)へ、純利益を14億円から17億5000万円(同42.1%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を37円から40円へ引き上げ年間配当予想を80円(前期75円)としたことが好感された。オプト用リードフレームの量産立ち上げが順調であるほか、パワー半導体用リードフレームが車載向けを中心に回復傾向であることが要因。また、コネクタ用部品でスマートフォン向けなどが期初の予想を上回る高い水準で推移していることや、工程改善などによる収益力向上も寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高87億2300万円(前年同期比22.1%増)、営業利益7億1500万円(同2.3倍)、純利益5億1400万円(同95.5%増)だった。また、上限を50万株(自己株式を除く発行済み株数の7.35%)、または16億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月12日から来年5月31日までで、株主への積極的な利益還元と資本効率(ROE)の更なる向上、並びにPBR1倍の早期回復・是正を目指す明確な意思を示すためとしている。
●ストップ高銘柄
共和コーポレーション <6570> 2,602円 +500 円 (+23.8%) ストップ高 本日終値
など、20銘柄
●ストップ安銘柄
サスメド <4263> 558円 -150 円 (-21.2%) ストップ安 本日終値
セレンHD <7318> 1,547円 -400 円 (-20.5%) ストップ安 本日終値
など、2銘柄
株探ニュース