【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり急反発、米ハイテク株高が追い風 (8月10日)
日経平均株価
始値 65905.10
高値 67006.84
安値 65848.58
大引け 66970.22(前日比 +1363.51 、 +2.08% )
売買高 25億4848万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆1904億円 (東証プライム概算)
-----------------------------------------------------------------
■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶりに急反発、1300円超の大幅高を演じる
2.米ハイテク株高を追い風に、半導体関連株に強調銘柄相次ぐ
3.米雇用統計は想定下回り、FRBによる早期利上げ観測が後退
4.TOPIXは取引時間中に7月6日の史上最高値を上回る場面も
5.個別株はまちまちで、値上がり数が全体の6割弱にとどまる
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比151ドル高と反発した。7月の米雇用統計を受け、早期利上げ観測が後退しハイテク株を中心に買いが優勢となった。
週明けの東京市場では、日経平均株価は前週末の米国株市場でハイテク株などを中心に買われた地合いを引き継ぎ、AI・半導体関連株などを中心に買い戻しの動きが広がった。
10日の東京市場は、朝方に日経平均が高く始まった後も上値を伸ばし、6万6000円台後半まで水準を切り上げた。一時6万7000円台を回復する瞬間もあった。前週末の米国株市場では7月の米雇用統計が事前コンセンサスに大きく届かない内容であったことから、FRBによる早期利上げ観測が後退し、ハイテク株を中心に買われる展開に。東京市場もこの流れを引き継ぎ、半導体セクターを軸に強調展開を示す銘柄が目立った。また、半導体関連以外でも好決算発表を材料に大きく株価を上昇させる銘柄は多く、全体相場の押し上げに貢献した。日経平均は終値でも1300円を超える上昇でこの日の高値圏での着地となっている。TOPIXは7月6日の史上最高値を取引時間中に上回り、終値でも肉薄した。ただ、個別株をみると値上がり銘柄数は1000を下回り、プライム上場銘柄の6割弱にとどまった。
個別ではフジクラ<5803>が活況高、アドバンテスト<6857>が値を飛ばし、イビデン<4062>も上昇した。ディスコ<6146>が急伸を見せ、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>なども高い。任天堂<7974>なども上値指向を継続した。住友金属鉱山<5713>も大幅高。このほか、リクルートホールディングス<6098>がストップ高人気となり、平田機工<6258>や松田産業<7456>、セイコーグループ<8050>、レスター<3156>、DIC<4631>なども値幅制限上限まで上値を伸ばした。
半面、太陽誘電<6976>が売り優勢、三井金属<5706>は急落した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが値を下げた。横浜ゴム<5101>が安く、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。サイバーエージェント<4751>が値下がり率トップに売り込まれ、三菱ガス化学<4182>、グローブライド<7990>などが大幅安となった。リガク・ホールディングス<268A>も大きく水準を切り下げた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、リクルート <6098>、東エレク <8035>、フジクラ <5803>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1161円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、SBG <9984>、ファストリ <9983>、セコム <9735>、三井金属 <5706>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約211円。
東証33業種のうち上昇は18業種。上昇率の上位5業種は(1)サービス業、(2)精密機器、(3)非鉄金属、(4)鉱業、(5)その他製品。一方、下落率の上位5業種は(1)石油・石炭、(2)保険業、(3)不動産業、(4)銀行業、(5)建設業。
■個別材料株
△UT <2146> [東証P]
4-6月期最終益45%増で上限500万株の自社株買い実施。
△内外テック <3374> [東証S]
27年3月期業績予想及び配当予想を上方修正。
△ワクー <4937> [東証G]
今期業績予想を上方修正。
△サンコール <5985> [東証S]
27年3月期業績予想を一転増益へ上方修正し配当予想も増額へ。
△リクルート <6098> [東証P]
27年3月期業績予想を上方修正。
△ダイジェト <6138> [東証S]
今期は一転最終増益を計画し配当予想増額。
△平田機工 <6258> [東証P]
4-6月期経常益2.3倍。
△共和コーポ <6570> [東証S]
記念株主優待と第1四半期大幅増収増益を好感。
△シスメックス <6869> [東証P]
27年3月期業績予想を上方修正。
△エノモト <6928> [東証S]
27年3月期業績・配当予想の上方修正と自社株買い発表を材料視。
▼サスメド <4263> [東証G]
今期経常は赤字拡大へ。
▼NITTOK <6145> [東証S]
4-6月期(1Q)経常は81%減益で着地。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)リクルート <6098>、(2)平田機工 <6258>、(3)UT <2146>、(4)シスメックス <6869>、(5)松田産業 <7456>、(6)デジハHD <3676>、(7)セイコーG <8050>、(8)レスター <3156>、(9)クオールHD <3034>、(10)DIC <4631>。
値下がり率上位10傑は(1)サイバー <4751>、(2)菱ガス化 <4182>、(3)三井金属 <5706>、(4)グロブライド <7990>、(5)カーリット <4275>、(6)扶桑化学 <4368>、(7)イワキ <6237>、(8)ハーモニック <6324>、(9)リガクHD <268A>、(10)オリエン白石 <1786>。
【大引け】
日経平均は前日比1363.51円(2.08%)高の6万6970.22円。TOPIXは前日比25.68(0.63%)高の4100.61。出来高は概算で25億4848万株。東証プライムの値上がり銘柄数は916、値下がり銘柄数は603となった。東証グロース250指数は737.17ポイント(13.08ポイント高)。
[2026年8月10日]
株探ニュース