話題株ピックアップ【夕刊】(2):インフォMT、湖北工業、ジャパンエン
■インフォマート <2492> 605円 +32 円 (+5.6%) 本日終値
インフォマート<2492>が反発。この日、製造業・卸売業のDX推進に向けて、セールスパートナーである大塚商会<4768>との協業体制を強化すると発表しており、好材料視された。両社は22年4月にセールスパートナー契約を締結して以降、企業のバックオフィス業務のデジタル化を共同で推進しているが、今回の協業体制の強化では、大塚商会が提供する企業向け業務支援サービス「たよれーる」の対象に、インフォMTの卸売業向け受発注システム「TANOMU」やAI-OCRサービス「BP Storage」シリーズなどを新たに追加。これにより受注から請求・保管まで一気通貫でのデジタル化が可能となり、両社共同で製造業・卸売業のDX実現や生産性向上に貢献する。
■プロシップ <3763> 2,430円 +126 円 (+5.5%) 本日終値
プロシップ<3763>が続伸。この日、SaaS型のリース会計対応ソリューション「ProPlus+」が、村田製作所<6981>の新リース会計基準対応のシステム基盤として採用されたと発表しており、好感された。既存システムとの高い親和性や、豊富な導入実績と制度対応ノウハウなどが評価されたという。プロシップでは27年4月から適用される新リース会計基準への対応に向けて、26年度中のシステム環境整備と実業務を想定した運用リハーサルを通じて、27年4月の新リース会計基準の強制適用に向けたスムーズな業務移行を目指すとしている。
■湖北工業 <6524> 4,710円 +190 円 (+4.2%) 本日終値
湖北工業<6524>が大幅高で3日ぶりに反発。19日の取引終了後に、単結晶PLZT薄膜による画期的な低駆動電圧と低光損失を実現した光変調器を開発したと発表したことが好感された。PLZTとは、電気光学効果が非常に高い特性を持った鉛(Pb)、ランタン(La)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)からなる酸化物材料。今回開発したPLZT光変調器は、湖北工業の子会社エピフォトニクスが強みとするPLZT成膜及び光変調器デバイス構造の開発技術の成果として実現したもので、次世代超高速として求められる100Gbpsを超える超高速光通信を低消費電力で実現することが可能になるという。
■ジャパンエン <6016> 10,130円 +400 円 (+4.1%) 本日終値
ジャパンエンジンコーポレーション<6016>やダイハツインフィニアース<6023>をはじめ、造船関連株が軒並み高となった。20日付の日本経済新聞朝刊が「名村造船所は2035年までに佐賀県の伊万里湾に大型船の新しい建造設備(ドック)を設ける」と報じたことを受け、造船・造船部品関連企業の中期的な成長期待が改めて広がり、物色人気化につながったようだ。記事によると、新ドックではLNG船のほか、アンモニアなど次世代エネルギー運搬船の建造を想定しているという。船舶用ディーゼル機関のジャパンエンや舶用ディーゼル発電用補機関のダイハツインのほか、内海造船<7018>や船舶用スクリュー向けの銅インゴットなどを手掛けるMERF<3168>、船舶用塗料で世界大手の中国塗料<4617>なども堅調に推移した。
■テクマトリックス <3762> 2,411円 +89 円 (+3.8%) 本日終値
テクマトリックス<3762>が続伸。この日の午前中に、コンタクトセンター向けCRMシステム「FastHelp」と丸紅I-DIGIOグループの音声認識サービス「MSYS Omnis」との連携サービスの提供を開始すると発表しており、好材料視された。今回の連携により、AIによる通話のリアルタイム音声認識と自動要約の結果を、CRMの応対履歴として登録できるようになる。これにより、オペレーターの応対履歴作成工数を削減し、より質の高い応対や顧客フォローに集中できる環境を提供するほか、蓄積された均質な応対履歴データの活用を通じて、コンタクトセンターの業務効率化と顧客体験の向上を支援するとしている。
■ベルテクス <5290> 1,172円 +43 円 (+3.8%) 本日終値
ベルテクスコーポレーション<5290>が3日ぶりに反発。19日の取引終了後に、東京証券取引所に対して、同日付でプライム市場への市場区分変更申請を行ったと発表したことが好材料視された。なお、市場区分の変更可否及びその時期については、東証による審査を経て決定されるもので、現時点において確定したものではないとしている。
■博報堂DY <2433> 1,338円 +49 円 (+3.8%) 本日終値
博報堂DYホールディングス<2433>は後場に上げ幅を拡大。この日、投資顧問業の英シルチェスター・インターナショナル・インベスターズが新たに博報堂DY株式について5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入った。関東財務局へ提出された大量保有報告書によると、株式保有割合は5.07%。報告義務発生日は8月18日。保有目的の項目では資本政策の変更や資本効率の向上、事業構造の見直し、コーポレート・ガバナンスの強化などに関する提案を行う方針であることを記載している。
■サンリオ <8136> 1,201.5円 +38.5 円 (+3.3%) 本日終値
サンリオ<8136>が4日ぶりに反発。この日、9月17~21日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される日本最大級のゲームの展示会「東京ゲームショウ2026」に、自社ゲームブランド「Sanrio Games(サンリオゲームズ)」として初出展すると発表しており、好材料視された。一般展示ブースとファミリーゲームパークの2エリアに出展する予定で、各ブースでは、10月29日発売の第1作目タイトルであるニンテンドースイッチ用パーティゲーム「サンリオ パーティランド」をはじめ、27年リリース予定のスマートフォン向けリズム&ダンスゲーム「Sanrio Kawaii Me Live!(サンリオカワイイミライブ!)」を、リリースに先駆けて試遊できる。また、各ブース内に設けるステージには、サンリオキャラクターたちが毎日登場し、クロミによるDJパフォーマンスや「2026年サンリオキャラクター大賞」で第1位に輝いたポムポムプリンによるライブパフォーマンスを披露する。
■リクルート <6098> 16,145円 +405 円 (+2.6%) 本日終値
リクルートホールディングス<6098>が5日ぶりに反発。大和証券は18日、同社株の目標株価を1万2000円から1万9000円に引き上げた。投資判断は5段階で2番目の「2」を継続した。同社が経営指標として重視する27年3月期の「EBITDA+S」(営業利益に減価償却費、株式報酬費用などを加えたもの)は7日、従来予想の9490億円から1兆1050億円に上方修正された。主力のHRテクノロジー事業が業績の牽引役であり、同証券の28年3月期予想を1年前倒しで実現する計画。同証券では今期会社計画を保守的とみており、同利益は1兆1363億円への一段の増額を見込んでいる。
■システナ <2317> 442円 +11 円 (+2.6%) 本日終値
システナ<2317>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後に、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>の正規販売代理店として、国内で初めて事前に最適な構成が組まれ倉庫から数日以内での出荷が可能な「Goldシリーズ」の提供を本格化すると発表しており、好材料視された。「Goldシリーズ」は、事前に構成が最適化された組み立て済みモデルで、パーツの個別手配や組み上げ工程を待つ必要がなく、多くの場合、スーパーマイクロ社の倉庫から数日以内に出荷、約1カ月で顧客に届く圧倒的短納期が強み。近年、AI開発やデータ解析の急激な需要拡大に伴い、企業のITインフラ調達において「納期の長さ」が大きな課題となっていることから、システナの技術力によるキッティング・現地導入までを一括で行うことで顧客のビジネス機会の逸失防止に貢献する。
株探ニュース