話題株ピックアップ【夕刊】(3):WNIウェザ、くら寿司、ニチレイ
■ウェザーニューズ <4825> 2,100円 +47 円 (+2.3%) 本日終値
ウェザーニューズ<4825>が続伸。この日、民間・官公庁にドローン向け「低高度気象データAPI」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「低高度気象データAPI」は、ドローンなどが飛行する地表から上空4500メートルまでを対象に、高度10メートル単位・250メートルメッシュの「高解像度気象予測」や10分更新の「実況解析データ」などの気象データをパッケージ化したもの。ドローンの運用が現場での目視確認から、目視外飛行での遠隔操作や複数機の同時運航へとシフトするなか、同サービスの提供によりリアルタイムな運航可否判断から高度な自律フライトの計画策定まで、次世代の空のインフラ運用をサポートする。
■くら寿司 <2695> 1,719円 +25 円 (+1.5%) 本日終値
くら寿司<2695>が4日続伸。この日、9月4日から一部商品を値上げすると発表しており、好材料視された。原材料価格の高騰や円安による仕入れ価格やエネルギーコストの上昇が続くなか、商品の価格と品質を自社の努力だけで維持していくのは困難な状況となりつつあることから、値上げを実施する。これまで最低価格の115円で提供してきた「サーモン」や「ゆず塩かつおたたき」「生えび」「大葉松いか」「赤貝」など33品目を120円へ値上げする一方、最低価格を110円に値下げし、子どもに人気の「熟成びんちょうまぐろ」や「ねぎまぐろ」「たまご焼き」「ハンバーグ」「コーン」などをこれまでより買いやすい価格に改定するとしている。
■ニチレイ <2871> 2,182.5円 +30.5 円 (+1.4%) 本日終値
ニチレイ<2871>が続伸。19日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメント社による株式保有割合が6.07%から7.27%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「発行者の経営陣との間で経営方針について意見交換を行い、提出者の提案する事項の一部または全部の実行を通して発行者の中長期的な企業価値と株主価値の保護・向上、及びコーポレートガバナンスを改善することにある」としており、報告義務発生日は8月12日となっている。
■伊藤忠商事 <8001> 2,004円 +27 円 (+1.4%) 本日終値
伊藤忠商事<8001>が反発。この日朝の日本経済新聞電子版で「データセンター開発に参入する」と報じられたことが好材料視されたようだ。記事によると、首都圏や関西、九州で30年までに数千億円を投じて10棟ほどを開発するとしている。また、提携するJR東日本<9020>との連携も視野に入れるとあり、新たなビジネスチャンスにつながるとの期待感から買われたようだ。
■E・Jホールディングス <2153> 1,777円 +19 円 (+1.1%) 本日終値
E・Jホールディングス<2153>がしっかり。19日の取引終了後に、持ち分法適用関連会社である演算工房の保有株の全てを鹿島<1812>に譲渡すると発表しており、好材料視された。譲渡価額は27億800万円。なお、27年5月期業績への影響は精査中としている。
■日立製作所 <6501> 5,263円 +38 円 (+0.7%) 本日終値
日立製作所<6501>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後に、保有する日立建機<6305>株式を売却するのに伴い、27年3月期単独決算で投資有価証券売却益1799億円を特別利益として計上すると発表しており、好材料された。なお、連結業績に与える影響はない。
■三菱電機 <6503> 5,655円 +14 円 (+0.3%) 本日終値
三菱電機<6503>が4日ぶりに反発。SMBC日興証券は19日、同社株の目標株価を6700円から7000円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。27年3月期の調整後営業利益予想を6133億円から6914億円(会社計画6200億円)に引き上げた。日本やアジアの半導体関連需要を背景にFAシステムなどの見通しを増額した。短期的にはFAや空調などシクリカル(景気循環)な領域が業績を底上げし、中長期的にはデータセンター関連事業や防衛関連事業の成長に注目している。
■さくらインターネット <3778> 3,570円 -345 円 (-8.8%) 本日終値 東証プライム 下落率トップ
さくらインターネット<3778>は大幅続落。19日の取引終了後に、同社が17日に明らかにしたレンタルサーバーサービス「さくらのレンタルサーバ」の一部環境に対する不正アクセスについて、調査を継続するなかで、新たに顧客契約者情報及び請求先情報などを管理するシステムにも不正アクセスの可能性を確認したと発表しており、これが嫌気された。同社によると、保有する会員情報について影響を受けた可能性があるとしており、対象となる可能性のある会員情報総数は136万563アカウントに及ぶという。なお、同件が27年3月期連結業績に与える影響については精査中としている。
■東邦亜鉛 <5707> 1,154円 +99 円 (+9.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位
東邦亜鉛<5707>が高い。米財務省が19日、残存期間10~30年の既発債を対象とする国債の買い戻し・消却(バイバック)の買い入れ上限額を、これまでの1回あたり20億ドルから少なくとも40億ドルに増額すると発表した。買い入れ主体は米連邦準備制度理事会(FRB)ではなく財務省となり、マーケットに対して流動性を供給するオペレーションとは異なるものの、超長期ゾーンの債券需給のタイト化につながるとの見方が台頭した。米財務省によるアナウンスメント効果が発揮される形となり、同日に米長期金利は急低下しドル安が進行。金利のつかない金先物相場は急伸し、これに追従する形で銀先物相場も大きく水準を切り上げた。鉛と銀の製錬大手である東邦鉛に対しては、銀相場の上昇に伴う収益拡大期待が膨らむ形となり、買い注文が集まったようだ。
■Sapeet <269A> 2,744円 +186 円 (+7.3%) 本日終値
Sapeet<269A>が大幅続伸。この日、生成AIを活用したロールプレイングシステム「SAPI ロープレ」が、コニカミノルタ<4902>子会社のコニカミノルタジャパンに採用されたと発表しており、好材料視された。コニカミノルタジャパンのヘルスケア事業における営業スキルアッププログラムに導入され、若手からベテランセールスを対象に幅広く活用され、医療機器営業の商談力強化へ貢献する。
●ストップ高銘柄
monoAI <5240> 244円 +50 円 (+25.8%) ストップ高 本日終値
クオンツ総研 <9552> 1,105円 +150 円 (+15.7%) ストップ高 本日終値
など、3銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース