【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり反発、金利低下でリスクオフ巻き戻し (8月20日)
日経平均株価
始値 65732.79
高値 66325.32
安値 65652.25
大引け 66216.79(前日比 +890.37 、 +1.36% )
売買高 22億5115万株 (東証プライム概算)
売買代金 8兆6034億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反発、6万6000円台回復
2.米財務省バイバック増額計画、米金利急低下
3.国内金利も低下、前日のリスクオフ巻き戻し
4.自動車や電力、医薬品などバリュー株に買い
5.プライム8割超上昇、グロース指数も大幅高
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比119ドル高と4日ぶりに反発した。米財務省が国債の買い入れ額の上限を引き上げる発表したことで長期金利が低下し買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は朝方から値上がりし、一時1000円近く上昇。その後上げ幅を縮小する場面もあったが、売り物をこなし堅調に推移した。6万6000円台を回復して取引を終えた。
20日の東京市場は、主力銘柄を中心に幅広く買い優勢となり、全体相場を押し上げた。米財務省が19日に国債の買い入れ消却(バイバック)を増額すると発表し、同日の米長期金利が急低下。国内金利の低下にも波及し、前日までのリスク回避ムードが巻き戻される格好で買い戻しの動きが広がった。前日の米半導体株安を受けて主力のAI・半導体関連株は高安まちまちの展開だったが、自動車や電力、医薬品などこれまで出遅れ気味だった銘柄を中心に買いが目立った。金利低下が追い風となる不動産株もしっかり。高PER銘柄が多いグロース株にも投資資金が流入し、東証グロース市場250指数は4%超の上昇で約2ヵ月半ぶりの水準を回復した。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の約85%に達した。
個別ではキオクシアホールディングス<285A>が大幅高。ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>も上昇した。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>、日産自動車<7201>のほか、関西電力<9503>や東京電力ホールディングス<9501>、中外製薬<4519>や第一三共<4568>、アステラス製薬<4503>が高い。ファーストリテイリング<9983>が堅調。三井不動産<8801>や三菱地所<8802>もしっかり。クオンツ総研ホールディングス<9552>が値を飛ばした。
半面、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>、イビデン<4062>、京セラ<6971>に加え、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>が軟調。ローム<6963>、HOYA<7741>も安い。さくらインターネット<3778>が大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、アドテスト <6857>、キオクシア <285A>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約430円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、イビデン <4062>、京セラ <6971>、村田製 <6981>、レーザーテク <6920>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約136円。
東証33業種のうち上昇は29業種。上昇率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)電気・ガス、(3)医薬品、(4)不動産業、(5)ゴム製品。一方、下落は4業種のみで下落率の上位から(1)鉄鋼、(2)銀行業、(3)保険業、(4)倉庫・運輸。
■個別材料株
△博報堂DY <2433> [東証P]
英シルチェスターの5%超保有が判明。
△インフォMT <2492> [東証P]
大塚商会 <4768> との協業体制を強化。
△キオクシア <285A> [東証P]
SKハイニックス<SKHY>の株主還元強化で韓国株が上昇。
△カルナバイオ <4572> [東証G]
BTK阻害剤の製造中間体に係る日本での特許査定を発表。
△ヘリオス <4593> [東証G]
ヘリオスUDCの特許が中国で成立。
△東邦鉛 <5707> [東証P]
銀相場急伸受け資金流入。
△住友鉱 <5713> [東証P]
米財務省のバイバック上限増額で金利低下し金先物相場が急上昇。
△ティアフォー <593A> [東証G]
自動運転「レベル4」対応へルネサスと協業。
△名村造 <7014> [東証S]
「佐賀に大型ドック新設」との報道。
△関西電 <9503> [東証P]
企業向け電気料金値上げを引き続き材料視。
▼さくらネット <3778> [東証P]
不正アクセス問題が顧客情報にも影響の可能性。
▼サイプレス <428A> [東証S]
29年8月期に営業利益19億円目指す中計発表も利益確定売り優勢。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)クオンツ総研 <9552>、(2)松屋 <8237>、(3)住友鉱 <5713>、(4)パークシャ <3993>、(5)ブロドリーフ <3673>、(6)Sansan <4443>、(7)東邦鉛 <5707>、(8)マネフォ <3994>、(9)アカツキ <3932>、(10)ギフティG <590A>。
値下がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)FIG <4392>、(3)大和工 <5444>、(4)リテールPA <8167>、(5)あおぞら銀 <8304>、(6)ネクセラ <4565>、(7)イビデン <4062>、(8)秋田銀 <8343>、(9)UACJ <5741>、(10)プロクレHD <7384>。
【大引け】
日経平均は前日比890.37円(1.36%)高の6万6216.79円。TOPIXは前日比47.42(1.18%)高の4059.73。出来高は概算で22億5115万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1320、値下がり銘柄数は204となった。東証グロース250指数は776.98ポイント(34.70ポイント高)。
[2026年8月20日]
株探ニュース