話題株ピックアップ【夕刊】(1):ダイナマップ、ニトリHD、テクセンド
■ダイナマップ <336A> 1,779円 +300 円 (+20.3%) ストップ高 本日終値
ダイナミックマッププラットフォーム<336A>が先日のストップ高に続きこの日も大幅高となり上場来高値を更新した。引き続き自動運転関連として買い人気を集めていることに加えて、この日は9月17日に「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」で開催される「dSPACE Japan User Conference 2026(JUC2026)」に同社のソフトウェア技術部の間下健介部長が登壇し、実世界データを活用した自動運転AI開発を提案すると発表したことも好感されたようだ。
■ニトリホールディングス <9843> 3,275円 +254 円 (+8.4%) 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
ニトリホールディングス<9843>が大幅高で4日ぶりに反発。2日の取引終了後に発表した8月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比4.4%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。夏の感謝祭や毎月テーマ型セール、テレビCM効果などでダイニング家具、リビングルーム家具、家電・照明、寝具寝装品などの売り上げが好調に推移した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。
■テクセンドフォトマスク <429A> 3,790円 +240 円 (+6.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
テクセンドフォトマスク<429A>が上げ幅を拡大。この日、英プルーデンシャル傘下のイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)が大量保有報告書を関東財務局に提出した。このなかで、イーストスプリングがテクセンドの株式について新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いを誘ったようだ。保有割合は5.04%で報告義務発生日は8月31日。保有目的は純投資としている。
■レーザーテック <6920> 33,690円 +1,340 円 (+4.1%) 本日終値
レーザーテック<6920>が後場に上げ幅を拡大した。米ブルームバーグ通信がこの日、「中国は最先端の半導体製造装置の開発で約15年遅れている」と、ドイツのツァイス・グループの幹部が指摘したと伝えている。中国が極端紫外線(EUV)露光装置を開発するには、15年かかるとの見方について、妥当な想定との見解を示したという。これを受け、EUV向けのマスク検査装置を手掛けるレーザーテクに対しては、中国勢のキャッチアップが相当先になり、より長く収益を確保できるとの楽観が台頭。報道を手掛かりとした買いが入ったようだ。
■三菱商事 <8058> 5,059円 +199 円 (+4.1%) 本日終値
三菱商事<8058>が反発。三井物産<8031>、住友商事<8053>、丸紅<8002>が堅調に推移し、伊藤忠商事<8001>が3日続伸となるなど、大手商社株が頑強ぶりを発揮している。米CNBCが2日、米投資会社バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>のグレッグ・アベル最高経営責任者(CEO)へのインタビューを配信した。このなかで投資先である日本の5大商社に関して「何十年も保有する」意向を示しており、市場参加者の関心が向かうこととなったようだ。
■プレス工業 <7246> 1,037円 +40 円 (+4.0%) 本日終値
プレス工業<7246>が大幅反発し1990年3月以来約36年6カ月ぶりの高値となっている。2日の取引終了後に、三菱自動車工業<7211>が2日に発表した新型パジェロ向けにフレームを受注したと発表したことが好感されている。三菱自によると、新型パジェロは生産拠点であるタイを皮切りに日本、オーストラリアに投入し、次年度以降、ASEAN、中南米及び中東など世界約100カ国へ順次展開していく計画で、プレス工のタイ拠点がフレームを製造する。なお、既に8月から供給を開始している。
■日本郵船 <9101> 7,288円 +191 円 (+2.7%) 本日終値
日本郵船<9101>や商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が上値指向を強めている。米国とイランの軍事衝突や、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による軍事行動を背景に、ホルムズ海峡と紅海の船舶航行を巡る情勢の変化に神経を尖らせる場面が続いている。こうしたなか、中米のパナマ運河では、エルニーニョ現象とみられる降雨量の減少リスクが高まっており、通航制限が実施されることとなった。世界的に海運市況を一段と高める要因となると考えられている。海運株に対しては収益押し上げ効果への思惑から、買いが入ったとみられている。
■アクセルHD <402A> 521円 +11 円 (+2.2%) 本日終値
アクセルスペースホールディングス<402A>は反発。2日の取引終了後、同社が運用する地球観測衛星「GRUS(グルース)」で撮影した中分解能光学衛星画像について、欧州エアバス傘下のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースと新たに販売パートナーシップ契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まった。アクセルHDの技術とエアバス社の専門知識及び顧客との強固な関係を組み合わせることで、幅広い業界向けに顧客ニーズに合わせたソリューションを展開していく。
■アルバック <6728> 7,225円 +147 円 (+2.1%) 本日終値
アルバック<6728>は4日ぶりに反発。この日、英プルーデンシャル傘下のイーストスプリング・インベストメンツ(シンガポール)が新たにアルバック株式について6%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが集まった。関東財務局へ提出された大量保有報告書によると、株式保有割合は6.85%。報告義務発生日は8月31日。保有目的は純投資としている。
■第一ライフグループ <8750> 1,883.5円 +37.5 円 (+2.0%) 本日終値
第一ライフグループ<8750>が反発。この日、ニュージーランド子会社を通じて、現地の生命保険会社フィデリティ・ライフ・アシュアランスを買収すると発表しており、好材料視された。第一ライフは、海外生保事業のオーガニック成長やM&Aの拡大により、30年度までにグループ修正利益に占める海外生保事業の割合を約50%とすることを目指しており、今回の買収はその実現に向けた取り組みの一環。これにより販売チャネル及び顧客基盤の拡充を図るとともに、ニュージーランドにおける生命保険事業の競争力を高め、持続的な成長の実現を目指すとしている。買収対価として6億3000万NZドル(約596億円)を支払う予定。なお、同買収案件の修正利益への貢献額は最短で次期中計期間中に年間6000万NZドル程度(約57億円)に達する見込みで、買収による今期及び来期以降の業績への影響額については精査中としている。
株探ニュース