話題株ピックアップ【夕刊】(3):ワークマン、アスクル、楽天グループ
■ワークマン <7564> 5,100円 -380 円 (-6.9%) 本日終値
ワークマン<7564>が反落。1日の取引終了後に発表した9月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比20.7%増と連続2ケタ増で3カ月連続前年実績を上回ったものの、これを好材料視する動きは限定的のようだ。秋冬商品は残暑対策として展開時期を遅らせたことで低調となったものの、台風や秋雨前線の影響でレインウェアなど雨関連商品が好調に推移した。また、新商品を投入したリカバリーウェアも堅調だった。なお、全店売上高は同26.0%増だった。
■アスクル <2678> 1,198円 -43 円 (-3.5%) 本日終値
アスクル<2678>は3日ぶり反落。1日取引終了後、9月度(8月21日~9月20日)の月次業績を発表。ASKUL事業、LOHACO事業を合わせた合計の単体売上高は前年同月比10.2%減と、マイナス基調が続いた。主力のASKUL事業の客単価、客数ともに減少した。これが嫌気されたようだ。
■楽天グループ <4755> 662.1円 -19.6 円 (-2.9%) 本日終値
楽天グループ<4755>が冴えない。同社は1日の取引終了後、フィンテック事業の再編を巡り、同日付で効力が発生し、楽天カードと楽天証券ホールディングスが楽天銀行<5838>の子会社となったと発表した。再編に伴い、楽天カードが保有する楽天ペイメントの株式などを譲渡したことを受け、楽天カードで譲渡益が発生。これにより、楽天グループの26年12月期第3四半期(7~9月)の連結決算で、約230億円の法人所得税費用を計上する見込みとなったとしており、株価の重荷となったようだ。
■Jフロント <3086> 2,559円 -71.5 円 (-2.7%) 本日終値
J.フロント リテイリング<3086>は5日続落。1日、9月度の百貨店事業売上速報を発表した。売上高が前年同月比0.8%減と減収基調を継続していることが嫌気された。外商や免税の売り上げは前年実績を上回っているものの、前年にあった万博会場での売り上げの反動や梅田店の売り場縮小が響いた。
■西松屋チェーン <7545> 1,920円 -47 円 (-2.4%) 本日終値
西松屋チェーン<7545>が3日ぶりに反落。1日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(2月21日~8月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比5.8%増の1026億3600万円、経常利益は同1.7%減の73億7800万円となった。直近3カ月間である第2四半期の各利益は2ケタの減益となっており、嫌気されたようだ。8月中間期は積極的な出店で店舗数が増加したことなどを背景に、販売費及び一般管理費が増加し、利益を圧迫した。なお、これまで16円と予想していた中間配当は1円増額して17円で決定。期末配当予想は据え置いた。年間配当予想は33円(前期比1円増配)となる。このほか、取得総数18万9000株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.32%)、取得総額3億円を上限とする自社株買いの実施も公表。取得期間は5日から19日までとしている。
■プラップジャパン <2449> 1,348円 +300 円 (+28.6%) ストップ高 本日終値
プラップジャパン<2449>がストップ高。同社は1日の取引終了後、世界最大級の独立系PR会社である米エデルマン(イリノイ州)と資本・業務提携を締結したと発表。これを材料視した買いが集まった。エデルマンが持つグローバルネットワークやサービス提供力、クライアント支援の豊富な経験を生かし、日本で事業を展開するグローバル顧客や、海外展開を進める日本企業への支援を強化する。エデルマンは、WPPグループの子会社である持ち株会社Cavendish Square Holdingが保有する93万5800株を相対取引で取得し、議決権比率21.03%を保有する筆頭株主となる見通し。取得総額は約12億7100万円。10月30日に取得実行を予定する。
■ソケッツ <3634> 698円 +100 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値
ソケッツ<3634>はストップ高。同社はエンターテインメントやライフスタイル全般に関わるデータベースを開発し、それらを活用したサービスを展開している。1日の取引終了後、CREO(東京都港区)からIPライセンス事業基盤を同日付で取得したと発表しており、材料視した買いが集まった。取得価額は非開示。今後はソケッツが開発したコンテンツ関連データを一元的に管理するデータマネジメントプラットフォーム(DMP)に今回取得した事業を組み合わせることで、同社が進めるIPデータテック事業について、より一層のスピード向上とスケールアップを目指す。
■ビーエイブル <604A> 1,624円 +214 円 (+15.2%) 本日終値
ビーエイブル<604A>が続騰。国内メディアによると、東京電力ホールディングス<9501>傘下の東京電力は、福島第一原子力発電所2号機の格納容器の内部調査を2日から始めた。ロボットアームにより、内部の調査と燃料デブリの取り出しを行う。ビーエイブルは7月29日に東証スタンダード市場に新規上場したニューフェースで、福島第一原発における廃炉作業を主力とするエンジニアリング会社。遠隔操作ロボットを活用、建屋雨水貯蔵施設の汚染水除去などを担当するなど、廃炉に関連する工事業務を担ってきたほか、ロボット開発にも取り組んできた。今回の東電のロボットアームを活用した内部調査の開始を機に、思惑的な資金が流入することになったようだ。
■グラファイトデザイン <7847> 777円 +100 円 (+14.8%) ストップ高 本日終値
グラファイトデザイン<7847>はストップ高。同社はゴルフシャフトを製造・販売している。1日の取引終了後、27年2月期の単独業績予想を修正したと発表した。売上高を28億9000万円から33億2000万円(前期比22.5%増)、営業利益を3億700万円から5億2500万円(同3.4倍)、最終利益を2億800万円から3億3400万円(同2.3倍)に引き上げており、好感した買いが集まった。第2四半期累計(3~8月)の業績について、売上高が前回予想の14億2100万円から18億7700万円(前年同期比43.0%増)、営業利益が1億700万円から3億8100万円(同10倍)、最終利益が6500万円から2億9400万円(同17倍)に上振れして着地。TOUR AD2026年モデルFIの米国市場での人気が支えとなり、外資系クラブメーカーからの受注が好調に推移したことで、自社ブランドシャフトの販売数量が当初の想定を超えた。加えて、為替相場における変動もプラスに寄与した。なお、通期業績予想については中東情勢の緊迫化やドル高・円安傾向の為替相場の動向に不確定要素が多く、国内外市場において売上高の更なる伸長を想定することが困難としている。
●ストップ高銘柄
辻本郷ITC <476A> 2,560円 +500 円 (+24.3%) ストップ高 本日終値
マツモト <7901> 1,118円 +150 円 (+15.5%) ストップ高 本日終値
エルテス <3967> 773円 +100 円 (+14.9%) ストップ高 本日終値
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース