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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年10月6日 5時30分

■クリングル <4884>  564円 (+80円、+16.5%) ストップ高

クリングルファーマ <4884> [東証G]がストップ高 。5日、業務提携先で米国ハーバード大学発のバイオベンチャーであるクラリス・バイオセラピューティクス(カリフォルニア州)が、10月にニューオーリンズで開催される米国眼科学会(AAO)の26年次総会において、同社が開発を進めるCSB-001の角膜上皮幹細胞疲弊症(LSCD)における有効性に関する口頭発表を行うことを発表したと明らかにしており、これを好材料視した買いが入ったようだ。なお、クリングルとクラリス社は、組み換えヒトdHGFタンパク質の安全性情報の共有及び製造プロセスの最適化に関する協力体制を構築している。

■オプトエレ <6664>  274円 (+38円、+16.1%)

オプトエレクトロニクス <6664> [東証S]が3日ぶり急反騰。前週末2日取引終了後、第3四半期累計(25年12月-26年8月)連結決算を発表。売上高は48億4300万円(前年同期比0.8%減)、営業損益は1億2800万円の赤字(前年同期1億5800万円の赤字)だった。海外の大口顧客への納入延期が響いた。営業外費用の計上や、前年同期に特別利益があった反動で最終損益も2億5900万円の赤字(同9800万円の赤字)となった。ただ、四半期ベースでみると営業損益、最終損益とも黒字に転換して着地した。これを好感する見方から買いを呼び込んだようだ。

■ティアフォー <593A>  2,193円 (+292円、+15.4%)

ティアフォー <593A> [東証G]が3日ぶり急反騰。同社は5日、経済産業省の「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)」に採択されたことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。同社は採択を受け、日本で実績を持つ自動運転技術を用いてサウジアラビアの環境に適した安全かつ拡張性の高いモビリティサービスの社会実装を目指し、自動運転バスの実証を推進する考え。また、現地の産業基盤の構築を目指し、現地の人材育成に寄与するプログラムを推し進めるとしている。

■IDEC <6652>  4,060円 (+240円、+6.3%)

IDEC <6652> [東証P]が続急伸。操作スイッチなどに強みを有する制御機器の専業大手だが、ロボティクス分野などで商機を高め、足もとの業績も会社側の想定を上回って好調に推移している。前週末2日取引終了後、同社は27年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の755億円から850億円(前期比17%増)、営業利益は72億円から94億円(同54%増)に増額した。国内や中国を中心に全地域で、半導体やロボット、工作機械関連などの需要が好調で収益見通しを上乗せした。これを好感する買いを呼び込んだ。

■F&LC <3563>  5,340円 (+273円、+5.4%)

FOOD & LIFE COMPANIES <3563> [東証P]が3日ぶり急反発。前週末2日、9月の月次情報を発表した。国内スシローの既存店売上高は前年同月比6.3%増となり、39ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。関東エリアを中心とした長雨や台風の接近、前年大型コラボの反動などのマイナス要因があったものの、商品施策や価値提案が奏功し、売り上げが堅調に推移した。

■特殊陶 <5334>  3,947円 (+189円、+5.0%)

日本特殊陶業 <5334> [東証P]が急反発。2日の取引終了後、2025年9月1日付で発表したデンソー <6902> [東証P]からのスパークプラグ及び排気センサー事業の譲受が中止になったと発表したものの、事業譲受の後倒しにより譲受メリッ トが減少していたことに加えて、財務負担への懸念が後退したとの見方から買いが優勢になったもようだ。27年3月期の業績予想には譲受の実行に向けた準備費用などの発生を織り込んでいたものの、中止に伴う影響は軽微。30年3月期を最終年度とする中期経営計画(26年3月期~)の目標数値には大きな変更がないものの、成長投資などの資本配分を含む事業計画については改めて精査する。同時にデンソーも今回の件について開示。地域ごとに異なるエネルギー事業及び規制環境を背景とし、多様なパワートレインに対する需要が当初の想定より長期的に継続していることを踏まえ、特殊陶に事業譲渡契約の解約を申し入れたという。特殊陶は申し入れに関する交渉が継続し事業譲受プロセスが長期化することは将来見通しの不透明性を高めるなどのデメリットを踏まえた場合、経営資源の配分及び資本効率の観点から適切ではないと判断。デンソーの申し入れを受け入れることにした。

■イントループ <9556>  2,495円 (+109円、+4.6%)

INTLOOP <9556> [東証G]が大幅続伸。5日午前11時30分ごろに、業務特化型AIエージェントソリューション群「INTLOOP Pocket」の正式提供を10月5日に開始したと発表しており、好材料視された。「INTLOOP Pocket」は、INTLOOPがコンサルティング事業で蓄積してきた業務知見・専門領域ナレッジを基に開発した、業務特化型のAIエージェントソリューション群。第1弾となる営業支援AIエージェント「INTLOOP Sales Pocket」は今年6月から利用事前登録を受け付けていたが、5日付で正式提供を開始。同時に、第2弾として 人材育成をAIエージェントが支援する育成支援AIエージェント「INTLOOP Training Pocket」も提供を開始する。

■アドテスト <6857>  40,300円 (+1,670円、+4.3%)

アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅高で5日続伸。前週末の米国株市場ではハイテク株中心に物色が広がり、特に半導体セクターへの買いが顕著となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.4%高と大幅続伸、約3ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。個別ではAI半導体大手のエヌビディア <NVDA> が5月中旬以来の上場来高値更新を果たしており、東京市場でも同社を主要顧客とするアドテストをはじめ、半導体製造装置大手メーカーに投資資金の攻勢を促す背景となった。

■ファストリ <9983>  74,690円 (+2,920円、+4.1%)

ファーストリテイリング <9983> [東証P]が大幅反発。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比10.8%増と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。客数は同0.5%減となったものの、気温が低下し、秋冬商品が好調な販売となったことで客単価が同11.3%増と大幅に上昇した。なお、直営店とEコマースを合わせた売上高は同9.9%増だった。

■JCRファ <4552>  503円 (+19円、+3.9%)

JCRファーマ <4552> [東証P]が大幅反発。前週末2日の取引終了後に、日本で製造販売承認取得済みの血液脳関門通過型ハンター症候群治療酵素製剤「イズカーゴ」(一般名パビナフスプアルファ)について、イタリアの製薬会社イタルファルマコと米国・欧州・中南米における開発及び商業化に関する独占的ライセンス契約を締結したと発表しており、好材料視された。「イズカーゴ」は、静脈内投与により酵素をハンター症候群の患者の脳を含む全身に送達する医薬品で、21年に日本で承認・発売されているほか、現在グローバル臨床第3相試験を実施している。JCRファとイタルファルマコは、25年12月にデュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬である「ジビノスタット」の日本における商業化に関する独占ライセンス契約を締結しているが、今回の契約は両社の戦略的提携関係を更に発展させるもの。契約によりJCRファはイタルファルマコから契約一時金を受領するほか、マイルストーン及びロイヤルティー、並びに製品供給の対価を受領する権利を有することになる。

■ゲンキGDC <9828>  3,330円 (+125円、+3.9%)

Genki Global Dining Concepts <9828> [東証S]が8日ぶり大幅反発。同社は寿司チェーン「魚べい」などを展開している。前週末2日、9月の月次売上高を発表した。既存店売上高は前年同月比12.4%増となり、6ヵ月連続で前年実績を上回っていることが好感された。客数、客単価ともに前年同月を上回った。

■サイゼリヤ <7581>  6,740円 (+250円、+3.9%)

サイゼリヤ <7581> [東証P]が大幅反発。同社は2日、9月度の月次情報(レストラン業態のサイゼリヤのみ)を公表。既存店売上高は前年同月比10.4%増と好調さを維持していることが買い安心感につながったようだ。既存店の客数は同8.4%増、客単価は同1.8%増と伸びたことが寄与。なお、全店ベースの売上高は同11.9%増となった。

■ニトリHD <9843>  3,121円 (+112円、+3.7%)

ニトリホールディングス <9843> [東証P]が大幅高で4日続伸。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の月次国内売上高で、既存店売上高が前年同月比2.3%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。秋の感謝祭や毎月のテーマ型セール、テレビCM効果などにより、リビングルーム家具、ベッドルーム家具、キッチン用品、寝具寝装品などが好調に推移した。なお、全店売上高は同4.7%増だった。

■福山運 <9075>  6,090円 (+210円、+3.6%)

福山通運 <9075> [東証P]が大幅続伸。SBI証券が2日付で投資判断「買い」、目標株価8600円で新規にカバレッジを開始した。物流セクターのなかでも特積み(特別積み合わせ貨物運送)業界は全国ネットワークや直接輸送能力、コンプライアンス対応力を持つ大手への集約が進み、運賃適正化と積載効率改善が同時に進むことで利益率回復フェーズに突入すると推察。福山運は同業界の国内最大手の1社であり、物流セクター大転換期を象徴する存在になるだろうとした。これが材料視されたようだ。

■日本ペHD <4612>  1,198.5円 (+40円、+3.5%)

日本ペイントホールディングス <4612> [東証P]が大幅反発。5日寄り前に、塗料世界大手でオランダのアクゾ・ノーベル社から東南アジアの建築用塗料事業を13億5000万ドル(約2160億円)で取得する最終契約を3日に締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回の買収は特にベトナム、インドネシア、マレーシア、タイを中心に東南アジアでのプレゼンスを強化するのが狙いで、アクゾ・ノーベル社の展開する「Dulux」「Maxilite」「Aquatech」の各ブランドを日本ペHDグループの既存ブランドと併せて幅広く展開することで多様な顧客層をカバーし、顧客ニーズへの対応力を強化するとしている。

■理計器 <7734>  3,615円 (+120円、+3.4%)

理研計器 <7734> [東証P]が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボは2日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「アウトパフォーム」で新規カバレッジを開始した。目標株価は4000円とした。同社は産業用ガス検知警報器で国内トップ。半導体工場で多く使われる「定電位電解式」や、幅広い作業現場で使用される「接触燃焼式」などのセンシング技術を継続的に開発している。特に、(1)日本の半導体工場向けの市場シェア約70%とトップシェアを維持しており、同工場向けの収益の伸びが見込まれること(2)景気に左右されにくい安定したメンテナンス事業が売り上げの約40%を占めていること(3)海外市場に適合する製品の開発・投入により海外売り上げの伸びが期待されること――の3点を指摘。27年3月期の連結営業利益は134億4000万円と会社計画(127億円)を上回ると予想している。

■安川電 <6506>  4,931円 (+125円、+2.6%)

安川電機 <6506> [東証P]が5日続伸。同社は9日に決算発表を予定しており、その内容が市場の関心を集めている。SBI証券は2日、同社株の投資判断を3段階の最上位となる「買い」を継続した。目標株価は6250円(従来7000円)とした。7月発表の第1四半期決算は、市場予想を下回ったことが嫌気された。基幹システム移行に伴う生産の影響やロボット事業の営業利益率の低下などが響いた。その後もサーボモータの生産正常化が第3四半期へ後ずれしたことが重石となった。ただ、同証券では生産正常化後の利益回復を評価している。27年2月期の連結営業利益は525億円と会社計画の600億円を下回るとみているが、28年2月期の同利益は725億円と23年2月期の最高益(683億円)を更新すると予想している。

■良品計画 <7453>  4,312円 (+98円、+2.3%)

良品計画 <7453> [東証P]が反発。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の国内売上高で、既存店及びオンラインストアの売上高が前年同月比11.6%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。生活雑貨及び衣服・雑貨がともに2ケタの伸長となり、ヘルス&ビューティーやハウスウェアが引き続き好調に推移したほか、気温低下に伴う秋物需要の高まりを背景に紳士・婦人ウェアやインナーウェアも伸長した。また、前年より土日祝日が1日多かったことで2ポイントのプラス影響があった。なお、全店及びオンラインストアの売上高は同15.8%増だった。

■豊田通商 <8015>  7,387円 (+123円、+1.7%)

豊田通商 <8015> [東証P]が4日続伸。5日、インドネシアでバイオメタンの製造・販売事業を展開するため、現地で同事業を手掛けるKISバイオフューエルズ・インドネシア社と、合弁会社を設立したと発表しており、好材料視された。インドネシアは世界最大のパーム油生産国であり、パーム油工場廃水をはじめとする豊富なバイオマス資源を有している。また、産業部門における脱炭素化の取り組みが進むなか、天然ガスを補完するバイオマス由来のガス(バイオメタン)需要も高まっていることから、バイオメタン製造・販売事業に参入するという。新会社KIS豊田通商・バイオメタン・インドネシアは、27年の商業運転開始を目指しており、製造したバイオメタンは国営ガス公社であるペルサハーン・ガス・ネガラ社が保有するパイプライン網を通じて西ジャワ州の製造業をはじめとする需要家へ供給する。

■UBE <4208>  3,374円 (+55円、+1.7%)

UBE <4208> [東証P]が3日ぶり反発。SMBC日興証券が2日付で投資評価「2(中立)」を維持した上で、目標株価を3200円から3400円へ引き上げた。経営施策がスピード感を伴って進展していると評価。C1ケミカルの新工場をはじめ、スペシャリティーの投資の刈り取りが重要になるだろうとみている。これが手掛かりとなったようだ。

■アンドST <2685>  3,020円 (+32円、+1.1%)

アンドエスティHD <2685> [東証P]が3日ぶり反発。前週末2日の取引終了後に発表した9月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比8.8%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。東日本を中心に記録的な大雨や天候不順の影響を受けたものの、全国的に月を通じて気温が低く、秋物衣料を中心に販売は好調だった。また、前年に比べて休日が1日多かったことで、2.1ポイントのプラス影響があったと試算されている。なお、全店売上高は同10.9%増だった。

※5日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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